抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
自動運転に向けた走行制御技術の標準規格を紹介する。国際標準化機構(ISO)の第204技術委員会(TC204:高度交通システム)の第14作業グループ(WG14:自動車走行制御)の活動による国際規格に焦点をあてる。まず,自動運転が多方面のステークホルダを有することから,共通理解に重要な運転自動化レベルの6分類を紹介する。レベルの分類は運転タスクを実行する主体(運転者・システム),運転者の責任,自動化の領域の項目で切り分ける概念である。この分類に基づいて,レベル0に該当する情報提供・警告のシステムの規格,レベル1の運転支援のシステムの規格,レベル2の部分運転自動化のシステムの規格を整理して紹介する。さらにシステムがすべての運転タスクを実施するレベル3以上について,自動化システムの規格の開発状況に言及する。(著者抄録)