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J-GLOBAL ID:201902283002156754   整理番号:19A1597917

胃癌細胞株の悪性表現型に対するホメオボックスC10の影響は,再発および生存不良と正相関する【JST・京大機械翻訳】

Homeobox C10 Influences on the Malignant Phenotype of Gastric Cancer Cell Lines and its Elevated Expression Positively Correlates with Recurrence and Poor Survival
著者 (12件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 1535-1543  発行年: 2019年 
JST資料番号: W1826A  ISSN: 1068-9265  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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胃癌細胞の悪性表現型に影響する分子および機構の検出は,転移および再発のためのバイオマーカーの同定に寄与し,そのような分子は治療の標的として役立つ可能性がある。この目的のために,本研究では,同時性転移を伴う胃癌患者の外科的切除標本を用いてトランスクリプトーム解析を行った。著者らは,隣接する非癌性胃粘膜と比較して,胃癌組織における最も高度に発現された遺伝子としてホメオボックスC10(Hoxc10)を同定した。ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)アレイ分析を行い,Hoxc10で協調的に発現した遺伝子を同定した。悪性表現型に及ぼすHoxc10阻害の影響を,Hoxc10ノックアウト胃癌細胞株を用いて評価し,抗体配列分析を行い,細胞内シグナル伝達に及ぼすHoxc10ノックアウトの影響を評価した。マウス皮下異種移植モデルを用いて,腫瘍形成性を評価した。胃癌患者300名から得た胃癌組織におけるHoxc10発現を測定した。PCRアレイ分析は,Hoxc10メッセンジャーRNAのレベルが,FGFR1とSOX10のそれらと明らかに相関していることを明らかにした。ERK1/2のリン酸化はHoxc10ノックアウト細胞で減少した。Hoxc10ノックアウトは,アポトーシスを増加させ,胃癌細胞の移動と侵襲性を減少させることにより,増殖を有意に抑制した。マウス異種移植モデルは,Hoxc10ノックアウト細胞の腫瘍形成性が親細胞と比較して減弱されていることを明らかにした。胃癌組織におけるHoxc10の比較的高い発現レベルは,肝臓および腹膜再発,ならびにより悪い予後と有意に関連していた。結果は,Hoxc10が胃癌細胞の悪性表現型を増強することを示した。従って,Hoxc10の発現レベルは予後バイオマーカーとして役立つ可能性があり,Hoxc10の産物は治療の標的を提供する可能性がある。Copyright 2019 Society of Surgical Oncology Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの化学・生化学・病理学  ,  遺伝子発現  ,  消化器の腫よう  ,  腫ようの外科療法 

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