文献
J-GLOBAL ID:201902283051900106   整理番号:19A2709806

メチルグリオキサールはSaccharomyces cerevisiaeにおいてグリコシル化と酸化ストレスを誘導する【JST・京大機械翻訳】

Methylglyoxal induces glycation and oxidative stress in Saccharomyces cerevisiae
著者 (4件):
資料名:
巻: 69  号: 11  ページ: 1165-1175  発行年: 2019年 
JST資料番号: W4038A  ISSN: 1869-2044  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
高血糖は,メチルグリオキサール(MGO)の異常蓄積と付随するDNA,蛋白質グリコシル化を引き起こす。これらの病態生理学的変化はさらに糖尿病合併症につながる。酵母Saccharomyces cerevisiaeはMGO誘導グリコシル化修飾を研究する最良のモデルの1つである。本研究の目的は,システムとしてS.cerevisiaeを用いて,蛋白質,DNAグリコシル化,および酸化ストレスマーカーに及ぼすMGOの影響を研究することであった。Saccharomyces cerevisiae細胞を8mMのMGOで4時間と24時間培養した。培養後,蛋白質とDNA試料を溶解細胞から分離した。試料を種々のグリコシル化(フルクトサミン,β-アミロイド,遊離アミノ基,遊離チオール基,及びハイパークロミックシフト分析)及び酸化ストレスマーカー(総抗酸化能,カタラーゼ,グルタチオン及び脂質過酸化)について分析した。MgO(8mM)は強力な糖化剤として作用し,処理酵母細胞において蛋白質とDNAグリコシル化を引き起こした。グリコシル化マーカーフルクトサミンとβ-アミロイドは,24時間と比較して4時間培養したとき,有意に上昇した。糖化酵母細胞における酸化ストレスは細胞の抗酸化能を軽減し,細胞生存性を低下させた。MgOは酵母細胞における蛋白質とDNAの有意なグリコシル化修飾を引き起こした。それは細胞内酸化ストレスの増加も誘発した。S.cerevisiaeにおけるMGO誘導蛋白質,DNAグリコシル化及び酸化ストレスは,糖尿病合併症及び立体配座病理に関与する種々の生化学的経路を研究するための酵母モデルの適合性を示す。Copyright 2019 Universita degli studi di Milano Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  生薬の薬理の基礎研究  ,  代謝異常・栄養性疾患一般  ,  蛋白質・ペプチド一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る