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J-GLOBAL ID：201902283085777115   整理番号：19A1389416

フェロセン架橋二鉄(III)ポルフィリン二量体における軸配位子媒介スイッチ可能回転運動【JST・京大機械翻訳】

Axial ligand mediated switchable rotary motions in a ferrocene-bridged diiron(III) porphyrin dimer

著者 (4件)： Pandey Anjani Kumar (Department of Chemistry, Indian Institute of Technology Kanpur, Kanpur, 208016, India) ,  Sanfui Sarnali (Department of Chemistry, Indian Institute of Technology Kanpur, Kanpur, 208016, India) ,  Khan Firoz Shah Tuglak (Department of Chemistry, Indian Institute of Technology Kanpur, Kanpur, 208016, India) ,  Rath Sankar Prasad (Department of Chemistry, Indian Institute of Technology Kanpur, Kanpur, 208016, India)
資料名： Journal of Organometallic Chemistry  (Journal of Organometallic Chemistry)
巻： 894  ページ： 28-38  発行年： 2019年 
JST資料番号： B0412C  ISSN： 0022-328X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究ではフェロセン架橋ジ鉄(III)ポルフィリン二量体を利用し,フェロセンリンカーの立体配座柔軟性を利用した軸配位子により媒介される回転運動を調べた。二鉄(III)ポルフィリン二量体は軸配位に基づいて可逆的にsynとanti回転異性体の間を容易に切り替えることができ,それにより合成分子機械の開発のための異なる構造と性質を有する錯体を形成することができる。塩化物軸配位子を有する5配位二鉄(III)錯体とそのμ-オキソ二量体はsyn-立体配座にあるが,それらの6配位錯体はanti-立体配座で安定化されている。全ての錯体を固体状態で単離し,5配位錯体も構造的に特性化した。紫外可視スペクトル,固体Mossbauer,EPR及び1H NMR研究による分光学的研究により,5及び6配位錯体に対してそれぞれ高及び低スピン二鉄(III)ポルフィリンの存在を確認した。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *二量体 ,  塩化物 ,  *フェロセン ,  固相 ,  陽子磁気共鳴 ,  立体配座 ,  キャラクタリゼーション ,  電子構造 ,  *スイッチ ,  錯体
準シソーラス用語： 紫外可視スペクトル ,  分子機械 ,  リンカ ,  *軸配位子 ,  *鉄(III) , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 電子構造 ,  フェロセン ,  回転運動 ,  Fe(III)ポルフィリン ,  軸配位 ,  構造解明

分類 (2件)： コバルトとニッケルの錯体  (CE01092Y) ,  鉄族元素の錯体の結晶構造  (BK09040I)

タイトルに関連する用語 (7件)： フェロセン ,  架橋 ,  鉄 ,  ポルフィリン ,  二量体 ,  軸配位子 ,  回転運動