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J-GLOBAL ID:201902283125146596   整理番号:19A2029428

ダッタンソバ(Fagopyrum tataricum)の茎の特性と耐倒伏性との関係

Relationship between stem characteristics and lodging resistance of Tartary buckwheat (Fagopyrum tataricum)
著者 (11件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: 202-210 (WEB ONLY)  発行年: 2019年 
JST資料番号: U0809A  ISSN: 1349-1008  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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茎の倒伏はダッタンソバ(Fagopyrum tataricum)の穀物収量を制限して,収穫を困難にする。ダッタンソバにおける茎の特性と耐倒伏性の関係について2年間研究した。茎のタイプが3種類(茎の短いXQ1とCQ1;茎の長さが中間のYQ1とQK3;および茎の長いDABとDN1)の6品種のタッタンソバを用いた。茎の特性は3種類のタイプでは有意に違っていた。3種類のタイプの中では,長さが中間の場合の幹壁が最も厚く,大きい維管束と小さいものの数は最大で,茎の直径の肉厚との比は最小であった。3種類の茎の中では,長さが中間の場合には茎の破壊強度(SBS)と穿刺強度(SPS)が最大であった。長さが中間の茎のリグニン含量は,それが長い場合と短い場合よりも有意に高かった。フェニルアラニンアンモニアリアーゼ(PAL),チロシンアンモニアリアーゼ(TAL),およびシンナミルアルコールデヒドロゲナーゼ(CAD)の活性は3タイプの茎の間で有意に異なっていたが,4-クマリン酸:CoAリガーゼ(4CL)の活性は違わなかった。相関分析によれば,SBSは茎の直径,茎壁の厚さ,および大きい維管束と小さい場合の数とは有意に正の相関があったが,茎の直径,茎の肉厚,および倒伏率とは有意な負の相関があった。リグニン含量はリグニン関連酵素の活性,並びにSBSとSPSとは有意な正の相関があったが,倒伏率とは有意な負の相関があった。本研究ではダッタンソバにおける茎の特性と耐倒伏性の関係に関する予備的な洞察を提供し,耐倒伏性への一層の理解への基礎を示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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畑作物一般 
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