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J-GLOBAL ID:201902283164738007   整理番号:19A1421118

正常脳発達中および低酸素虚血に対する反応におけるミクログリア形態および遺伝子発現の発達的差異【JST・京大機械翻訳】

Developmental differences in microglia morphology and gene expression during normal brain development and in response to hypoxia-ischemia
著者 (13件):
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巻: 127  ページ: 137-147  発行年: 2019年 
JST資料番号: E0890A  ISSN: 0197-0186  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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神経炎症は虚血性脳障害と回復において重要な役割を果たすが,脳発生と神経炎症反応の間の相互作用はほとんど理解されていない。著者らは以前,ミクログリア応答における年齢依存性差異とミクログリア阻害の効果を記述した。ここでは,年齢依存性ミクログリア応答がミクログリア表現型における損傷前発生差に関連するかどうかを検討した。IMARISを用いて,生後2日目(P2),P9,P30およびP60マウスからの免疫染色切片の半自動化ソフトウェア分析を用いて,ミクログリア形態の測定を定量化した。ミクログリアをP2,P9,P30およびP60マウスから分離し,古典的および代替ミクログリア活性化のマーカーの発現を評価し,形質転換成長因子β(TGF-β)受容体,Serpine1,Merチロシンキナーゼ(MerTK)およびサイトカインシグナリングの抑制因子(SOCS3)を評価した。低酸素虚血(HI)は,片側頚動脈結紮を用いてP9およびP30マウスにおいて誘導され,10%酸素に50分間曝露された。TGF-βおよびMerTK経路における遺伝子のミクログリア形態およびミクログリア発現を,同側および対側海馬において測定した。P2からP30までのすべての脳領域において,ミクログリア分岐形態の進行性で有意な増加が見られた。分離したミクログリアでは,一貫した古典的または代替的な活性化プロフィールは見られなかった。TGF-βとその下流エフェクターSERPINE1の発現増加への明確な移行が,P9とP30の間で見られた。発現の同様の増加がMerTKとその下流エフェクタSOCS3で見られた。HIはP9マウスにおいてのみ分岐形態の有意な減少をもたらし,TGF-β受容体,Serpine1,MerTK及びSOCS3の発現はP9ポストHIと比較してP30マウスにおいて上昇した。結論:ミクログリア成熟は形態および遺伝子発現の変化と関連し,発達中の脳における虚血に対するミクログリア反応は,損傷が起こる年齢に基づいて異なる。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経の基礎医学  ,  細胞生理一般  ,  中枢神経系 

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