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J-GLOBAL ID：201902283212330579   整理番号：19A0195215

福島森林の火山土壌断面における137Cs保持に対する放射性セシウム固定ポテンシャルの影響【JST・京大機械翻訳】

Effects of radiocesium fixation potentials on ¹³⁷Cs retention in volcanic soil profiles of Fukushima forests

著者 (6件)： Fujii Kazumichi (Forestry and Forest Products Research Institute, Tsukuba, 305-8687, Japan) ,  Yamaguchi Noriko (National Institute for Agro-Environmental Sciences, Tsukuba, 305-8604, Japan) ,  Imamura Naohiro (Forestry and Forest Products Research Institute, Tsukuba, 305-8687, Japan) ,  Kobayashi Masahiro (Forestry and Forest Products Research Institute, Tsukuba, 305-8687, Japan) ,  Kaneko Shinji (Forestry and Forest Products Research Institute, Tsukuba, 305-8687, Japan) ,  Takahashi Masamichi (Forestry and Forest Products Research Institute, Tsukuba, 305-8687, Japan)
資料名： Journal of Environmental Radioactivity  (Journal of Environmental Radioactivity)
巻： 198  ページ： 126-134  発行年： 2019年 
JST資料番号： D0031B  ISSN： 0265-931X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 放射性セシウムは土壌中の粘土鉱物によって安定化されることがよく知られているが,火山性土壌は137Csを効果的に固定する雲母質粘土においては典型的には乏しい。福島原子力事故後の137Csの土壌保持と移動に及ぼす粘土含有量と鉱物学の影響を分析するために,火山土壌中の137Cs固定ポテンシャル[放射性セシウム遮断ポテンシャル(RIP)]と137Csストックの深さ分布を調べた。火山性土壌の粘土鉱物は,岩盤に関係なく,ヒドロキシ-層間バーミキュライト(HIV)と短距離秩序鉱物によって支配されていた。土壌RIPsは,HIVに支配された火山性土壌の中の粘土画分の質量と正の相関があったが,HIVに支配された火山性土壌における粘土含有量当たりのRIPは,イライトまたはバーミキュライトに富む土壌におけるよりも低かった。有機層における小さなRIPsは,有機層からの急速な137Cs移動と上部0~5cmの鉱物土壌におけるそれらの蓄積をもたらした。研究した火山性土壌のRIPsは主要な土壌タイプの中で低いクラス内にあるが,鉱物土壌中の垂直137Cs移動は低い粘土含有量とイライトまたはバーミキュライトの不足により300~400mmolkg(-1)以下である。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *火山 ,  土壌型 ,  イライト ,  深さ分布 ,  収着 ,  *福島県 ,  雲母 ,  *土壌断面 ,  岩盤 ,  *セシウム137 ,  粘土 ,  原子炉事故 ,  鉱物学 ,  粘土鉱物 ,  バーミキュライト

著者キーワード (5件)： ヒドロキシ-層間バーミキュライト ,  雲母 ,  放射性セシウム ,  収着 ,  火山性土壌

分類 (1件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K)

タイトルに関連する用語 (7件)： 福島 ,  森林 ,  火山 ,  土壌断面 ,  137Cs ,  放射性セシウム ,  ポテンシャル