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J-GLOBAL ID：201902283300774209   整理番号：19A2101301

サンドイッチ状クラッド鋼板からなる高炭素鋼層における拡散変態の加速【JST・京大機械翻訳】

Acceleration of diffusional transformation in a high-carbon steel layer composed of a sandwich-like clad steel sheet

著者 (2件)： Ueji Rintaro (National Institute for Materials Science, 1-2-1 Sengen, Tsukuba, Ibaraki, 305-0047, Japan) ,  Inoue Tadanobu (National Institute for Materials Science, 1-2-1 Sengen, Tsukuba, Ibaraki, 305-0047, Japan)
資料名： Materials Science & Engineering. A. Structural Materials: Properties, Microstructure and Processing  (Materials Science & Engineering. A. Structural Materials: Properties, Microstructure and Processing)
巻： 764  ページ： Null  発行年： 2019年 
JST資料番号： D0589B  ISSN： 0921-5093  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： オーステナイト単相条件からの冷却中の異なる炭素含有量を持つ2つの異なる領域間の熱機械的相互作用を,サンドイッチ状クラッドシートを用いて研究した。0.65%C高炭素鋼板を0.05%C低炭素鋼板で挟んだ層状構造のクラッド鋼を調製した。この研究のためのこのクラッド構造の利点は,構成された層の任意の割合が,両方の成分層において一定の炭素含有量で人工的に作製できることである。実験において,クラッドシートを溶接のために900°Cでの単純な歪圧縮によって調製し,続いてガス焼入れを行った。ミクロ組織観察は,高炭素鋼層におけるマルテンサイト構造の割合が減少し,代わりに,低炭素鋼層の割合が増加すると,パーライト組織が進化することを明らかにした。一方,低炭素鋼層は,クラッド鋼の任意の構造を有するフェライトおよびパーライト構造を示した。その結果,高炭素鋼層の硬度は低炭素鋼層の割合が高いシートで減少した。この変化の理由は,低炭素層における相変態により誘起された高炭素鋼層の弾性歪と塑性変形の両方に起因する。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *クラッド鋼 ,  層状組織 ,  単相 ,  パーライト ,  塑性 ,  低炭素鋼 ,  *高炭素鋼 ,  硬度 ,  フェライト ,  マルテンサイト ,  オーステナイト ,  塑性変形
準シソーラス用語： 弾性歪 ,  *クラッド層 ,  *サンドイッチ , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 相変態 ,  界面 ,  鉄合金 ,  塑性法 ,  Electron顕微鏡 ,  硬さ

分類 (2件)： 機械的性質  (WB02030U) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N)

タイトルに関連する用語 (6件)： サンドイッチ ,  クラッド鋼板 ,  高炭素鋼 ,  拡散 ,  変態 ,  加速