文献

J-GLOBAL ID：201902283314562573   整理番号：19A0181575

血清中のアルカリ金属イオンのイオノホアに基づく滴定検出【JST・京大機械翻訳】

Ionophore-Based Titrimetric Detection of Alkali Metal Ions in Serum

著者 (4件)： Zhai Jingying (Department of Inorganic and Analytical Chemistry, University of Geneva, Switzerland) ,  Xie Xiaojiang (Department of Chemistry, Southern University of Science and Technology, China) ,  Cherubini Thomas (Department of Inorganic and Analytical Chemistry, University of Geneva, Switzerland) ,  Bakker Eric (Department of Inorganic and Analytical Chemistry, University of Geneva, Switzerland)
資料名： ACS Sensors  (ACS Sensors)
巻： 2  号： 4  ページ： 606-612  発行年： 2017年 
JST資料番号： W5046A  ISSN： 2379-3694  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 滴定分析は利用可能な最も正確な分析技術の一つであるが,多くの他の有望な試薬が水溶性でないので,複雑なキレート剤の限られたリストしか利用できない。最近の研究は,疎水性錯化剤,いわゆるイオノホアを含むイオン交換高分子ナノスフェアによる成功した滴定を示し,この分野において刺激的な道を開いている。しかし,この方法は検体への非常に高い親和性のイオノホアに限られ,比較的限られた滴定容量を示した。これらの2つの限界を克服するために,ここでは溶媒ベースの滴定試薬について報告する。この不均一滴定原理は,イオノホアが標的イオンに対して高い親和性を維持することが示されるジクロロメタン(CH_2Cl_2)のような溶媒中のすべての疎水性認識成分の溶解に基づいている。ディジタルカメラで撮影した画像のHSV(色相,飽和,値)分析は,終点を決定する便利で安価な方法を提供する。このアプローチは自動滴定装置と組み合わせた。水溶液中のアルカリ金属K+,Na+,及びLi+の滴定に成功した。前処理のないヒト血清中のカリウム濃度は4.38mM±0.10mM(自動滴定)として正確に測定され,原子発光分光法(4.47mM±0.20mM)と比較した。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 疎水性 ,  カリウム ,  画像 ,  *血清 ,  *イオノホア ,  前処理 ,  水溶液 ,  水溶性 ,  *滴定 ,  イオン交換 ,  高分子 ,  親和性 ,  キレート剤
準シソーラス用語： ナノスフェア ,  錯化剤 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： イオノホアに基づく滴定試薬 ,  イオン交換原理 ,  アルカリ金属 ,  ヒト血清 ,  HSV分析

分類 (3件)： 分析試薬  (CC02030D) ,  化学分析一般  (CC07010Q) ,  有機化合物の電気分析  (CC05034O)

タイトルに関連する用語 (4件)： 血清 ,  アルカリ金属イオン ,  イオノホア ,  滴定