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J-GLOBAL ID：201902283339190366   整理番号：19A0659213

ジヒドロアズレン/ビニルヘプタフルベン光スイッチの構造と熱化学特性のベンチマーク研究【JST・京大機械翻訳】

Benchmark Study of the Structural and Thermochemical Properties of a Dihydroazulene/Vinylheptafulvene Photoswitch

著者 (3件)： Koerstz Mads (Department of Chemistry, H. C. Orsted Institute, University of Copenhagen, Denmark) ,  Elm Jonas (Department of Physics, University of Helsinki, Finland) ,  Mikkelsen Kurt V. (Department of Chemistry, H. C. Orsted Institute, University of Copenhagen, Denmark)
資料名： Journal of Physical Chemistry A  (Journal of Physical Chemistry A)
巻： 121  号： 16  ページ： 3148-3154  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0334B  ISSN： 1089-5639  CODEN： JPCAFH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 4つの異なる密度汎関数理論(DFT)汎関数(M06-2X,ωB97X-D,PBE0,およびB3LYP-D3BJ)の性能を調べ,ジヒドロアズレン/ビニルヘプタフルベン光スイッチ(DHA/VHF)の構造的および熱化学的性質を計算した。すべての試験したDFT汎関数は,より高いレベルのCCSD/cc-pVDZ計算と良く一致する平衡形状をもたらし,基底関数系は光スイッチの形状にほとんど影響しないことを見出した。試験した汎関数間のGibbs自由エネルギーへの熱寄与における無視できる差を見出し,貯蔵自由エネルギーを計算するときの誤差の最大源は計算した単一点エネルギーの誤差に起因することを示した。貯蔵エネルギーを予測するために,ωB97X-DとM06-2Xが決定的に実行されることが分かった。一方,B3LYP-D3BJとPBE0は一般的にCCSD-(T)-F12a/DZ-F12結果と比較して貯蔵エネルギーを過小評価した。したがって,ドメインに基づく局所対自然軌道結合クラスタ(DLPNO-CCSD-(T))が,単一点エネルギーに対する密度汎関数理論法に対する改善を与えるかどうかを試験した。DLPNO-CCSD-(T)貯蔵エネルギーはDFT結果よりもCCSD-(T)-F12a/VDZ-F12の結果と良く一致することを観測した。DLPNO-CCSD-(T)結果はすでにcc-pVTZ品質基底関数系で収束し,光スイッチに関するルーチン計算のためにDLPNO-CCSD-(T)法を実行可能にする時間枠内の熱化学的性質の正確な推定を可能にした。DLPNO-CCSD-(T)/cc-pVTZを用いて,DHA/VHF光スイッチの現在合成された誘導体の正確な貯蔵エネルギーを計算した。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *光スイッチ ,  密度汎関数法 ,  汎関数 ,  品質 ,  クラスタ ,  基底関数系 ,  Gibbs自由エネルギー ,  自由エネルギー ,  *ベンチマーク
準シソーラス用語： ルーチン ,  cc-pVTZ ,  過小評価 ,  B3LYP法 ,  *熱化学 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 分子の電子構造  (BH05010Q) ,  分子・遺伝情報処理  (JE15040B)

タイトルに関連する用語 (4件)： 光スイッチ ,  熱化学 ,  ベンチマーク ,  研究