抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】赤血球の品質に及ぼす2545Gyγ線照射の効果を調査する。方法:20袋の健康ボランティアの新鮮全血(袋当たり400mL)を選び、袋ごとに4群に分け、それを対照群(γ線照射なし)、観察1群(25Gyγ線照射)とした。2群(35Gyγ放射線照射)と観察3群(45Gyγ線照射)を観察し、4群の赤血球製品の第0、7、14、21、28日の赤血球活性などを比較した。【結果】第0,7,14,21,28日目の4群のアデノシン三リン酸(ATP),2,3-ジホスホグリセリン酸(2,3-DPG),遊離ヘモグロビン(FHb),赤血球最小抵抗性および最大抵抗性は,有意差を示さなかった(P>0.05)。1,2,3群のリンパ球増殖抑制率は高かったが,群間に有意差はなかった(P>0.05)。第7、14、21、28日目に1、2、3群のカリウムイオン(K+)レベルを比較すると、統計学的有意差が認められなかった(P>0.05)が、いずれも対照群より高く、統計学的有意差があった(P<0.05)。【結語】2545Gyγ線で照射した赤血球は,赤血球活性および機能に有意な影響を及ぼさなかったが,リンパ球増殖を阻害し,そして,輸血関連移植片対宿主病(TA-GVHD)の発生を防ぐことができた。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】