抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:維持血液透析末期慢性腎臓病患者の血清学的指標に対するハイスループット血液透析の影響を検討する。方法:2017年1-12月に当病院で維持血液透析を受ける83例の末期慢性腎臓病患者を研究対象とし、無作為デジタル表法により試験群(n=42)と対照群(n=41)に分けた。治療群には高スループット血液透析治療を行い、対照群には低フラックス血液透析治療を行い、両群の治療前と治療1年後のβ2ミクログロブリン(β2-MG)、高感度C反応性蛋白(hs-CRP)、血中カルシウム、血中リン、カルシウムとリンの積、カルシトニン(PCT)を比較した。結果:治療前の両群のβ2-MG、hs-CRPを比較すると、統計学的有意差がなく(P>0.05)、治療1年後の試験群のβ2-MG、hs-CRPは対照群より明らかに低かった(P<0.05)。両群の治療前の血中カルシウム、血リンを比較すると、統計学的有意差がなかった(P>0.05)。治療1年後の両群の血液カルシウムの比較は統計学的有意差がなかった(P>0.05)。治療1年後、両群の血中リンは治療前より低く(P<0.05)、試験群の血中リンとカルシウムとリンの積は対照群より低かった(P<0.05)。両群の治療前のPCTを比較すると、統計学的有意差がなく(P>0.05)、治療1年後の試験群のPCTは対照群より明らかに低かった(P<0.05)。結論:高処理血液透析は維持血液透析末期慢性腎臓病患者に対して、その体内β2-MG、hs-CRP、血中リン、カルシウムとリンの積及びPCTを明らかに低下させる。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】