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J-GLOBAL ID:201902283690468894   整理番号:19A0860712

5-アザ-2′-デオキシシチジンによるDNA脱メチル化は不死魚細胞系,EPCにおける老化関連分泌表現型を誘導する【JST・京大機械翻訳】

DNA demethylation with 5-aza-2′-deoxycytidine induces the senescence-associated secretory phenotype in the immortal fish cell line, EPC
著者 (3件):
資料名:
巻: 697  ページ: 194-200  発行年: 2019年 
JST資料番号: E0701B  ISSN: 0378-1119  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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魚類細胞系は,形質転換がないにもかかわらず,細胞老化の徴候を示さないことが知られている。さらに,テロメア長の維持に関与する高テロメラーゼ活性は,魚の年齢に関係なく,生きている魚の多くの器官で検出される。一方,CpG島におけるシトシンメチル化はゼブラフィッシュの年齢とともに減少することが報告されているが,魚類におけるDNAメチル化と細胞老化の間の関係は探求されていない。本研究では,DNA脱メチル化剤5-アザ-2′-デオキシシチジン(5-アザ-dCにより処理された,ファットヘッドミミンPimephalesプロメリック細胞系,Epithelioma papulosum cyprinus(EPC)における細胞老化と老化関連分泌表現型(SASP)の誘導を検討した。10μMの5-アザ-dCによるDNA脱メチル化は,細胞増殖停止,形態的老化様表現型および老化関連β-ガラクトシダーゼ(SA-β-gal)活性の誘導を引き起こした。さらに,RT-qPCR分析は,5-Aza-dC処理細胞におけるp53-p21およびp16-Rb経路およびいくつかのSASP因子のような老化マーカーの有意なアップレギュレーションを明らかにした。一方,DNA脱メチル化はmycとその下流標的の転写を抑制したが,テロメラーゼ逆転写酵素(tert),テロメラーゼ活性はあまり減少しなかった。これらの結果は,DNAメチル化が細胞老化の抑制に関与している可能性があるが,魚類細胞系の不死化には重要ではないことを示唆する。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  遺伝子の構造と化学 
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