キラルネマチック液晶構造を持つセルロースクロロフェニルカルバメート-シリカハイブリッドの調製とキロプチカル特性【JST・京大機械翻訳】

Sato Junichi; Sugimura Kazuki; Teramoto Yoshikuni; Nishio Yoshiyuki

文献

J-GLOBAL ID：201902283709210400 整理番号：19A1309701

キラルネマチック液晶構造を持つセルロースクロロフェニルカルバメート-シリカハイブリッドの調製とキロプチカル特性【JST・京大機械翻訳】

Preparation and chiroptical properties of cellulose chlorophenylcarbamate-silica hybrids having a chiral nematic mesomorphic structure

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巻： 173 ページ： 172-181 発行年： 2019年
JST資料番号： D0472B ISSN： 0032-3861 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

セルロース成分の螺旋的に秩序化したメソ相構造が固定されている光学的に機能的なセルロース-シリカハイブリッド材料を作製する試みを行った。セルロース3-クロロフェニルカルバマート(3Cl-CPC)およびセルロース4-クロロフェニルカルバマート(4Cl-CPC)を,均一溶液系においてセルロースと3-クロロフェニルまたは4-クロロフェニルイソシアナートとのカルバニル化反応により合成した。主成分としてアルコキシシランを含む種々の溶媒中での溶解度と液晶性について疎水性セルロース誘導体を調べた。テトラメトキシシラン(TMOS)/N,N-ジメチルホルムアミド(DMF)/ジクロロ酢酸(DCA)の混合溶媒中の3-アミノプロピルトリメトキシシラン(APTMS)中の3Cl-CPCの濃縮(~40wt%)溶液と4Cl-CPCの溶液は,キラルなネマチックメソ相を形成し,鮮やかな反射色を与えた。これらの液晶溶液を湿った空気中のそれぞれのアルコキシシラン成分のゾル-ゲル変換プロセスにかけた。4Cl-CPCリオトロピックシステムのプロセスにおいて,TMOSのゾル-ゲル反応を容易にし,また反射着色を保存するために,TMOS/フェニルトリメトキシシラン/DCAからなる「表面被覆溶媒」を利用した。それにより,4Cl-CPC-シリカの左手系キラルネマチックハイブリッド系列を,iri色を示すモノリシックガラス状バルクとして得ることに成功した。3Cl-CPC/APTMSリオ熱帯は,被覆溶液なしで容易に着色固体型に変換され,3Cl-CPC-シリカの右巻きキラルネマチック系列の生成をもたらした。液晶溶液とハイブリッドのキロプチカル特性の研究に加えて,カラムの充填材としてセルロース-シリカハイブリッドを用いたオープンカラムクロマトグラフィーによりラセミ化合物を2つのエナンチオマに分離することを予備的に試みた。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

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著者キーワード (3件)： , ,

高分子固体の構造と形態学 , 重縮合 , 高分子固体の物理的性質

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