文献

J-GLOBAL ID：201902283868094371   整理番号：19A2914089

木部の滲出液と根の分布におけるセシウム濃度に焦点を当てた福島県で栽培したヒユ属によるセシウムの吸収

Cesium uptake of field-grown Amaranthus species in Fukushima focusing on Cs concentration in xylem exudate and root distribution

著者 (10件)： MURAKAMI Toshifumi (NARO, Fukushima, JPN) ,  MURAKAMI Toshifumi (Tokyo Univ. Agriculture, Tokyo, JPN) ,  EGUCHI Tetsuya (NARO, Fukushima, JPN) ,  OGATA Naoki (NARO, Ibaraki, JPN) ,  KUBO Katashi (NARO, Fukushima, JPN) ,  MATSUNAMI Hisaya (NARO, Fukushima, JPN) ,  OTA Takeshi (NARO, Fukushima, JPN) ,  OTA Takeshi (NARO, Kanagawa, JPN) ,  KIHOU Nobuharu (NARO, Ibaraki, JPN) ,  KOBAYASHI Hiroyuki (NARO, Ibaraki, JPN)
資料名： Soil Science and Plant Nutrition  (Soil Science and Plant Nutrition)
巻： 65  号： 5  ページ： 490-500  発行年： 2019年10月 
JST資料番号： W1879A  ISSN： 0038-0768  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ・セシウムの吸収能の異なる2種類のヒユ属を福島県で栽培して木部の滲出液,シュート,および土壌におけるセシウムと交換性カリウムの濃度を測定。
・放射性セシウムと非放射性同位体の濃度は木部の滲出液では大きく変動したが,高濃度の交換性カリウムの存在ではその濃度が低下。
・シュートのセシウム濃度は木部の1~2倍で大差のないことが判明。
・ポット試験と交換性カリウムの少ない圃場では,木部の滲出液とシュートでの放射性セシウムと非放射性同位体の存在量には深い関係のあることが判明。
・根の全長の85%は表土に存在し,根からのセシウム同位体の吸収率の違いが土壌中でのそれらの深さ依存性分布によると推定。

シソーラス用語： *ヒユ属 ,  *生体吸収 ,  *セシウム同位体 ,  木部 ,  滲出液 ,  根 ,  放射性同位体 ,  福島県 ,  シュート【植物器官】 ,  土壌 ,  ポット試験 ,  圃場試験 ,  表土 ,  カリウム ,  依存性 ,  セシウム
準シソーラス用語： Amaranthus caudatus ,  Amaranthus hypochondriacus ,  交換性カリウム ,  深さ依存性 ,  放射性セシウム

分類 (2件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K) ,  植物栄養  (EH02060B)

タイトルに関連する用語 (9件)： 木部 ,  滲出液 ,  根 ,  分布 ,  セシウム ,  焦点 ,  福島 ,  栽培 ,  ヒユ属