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J-GLOBAL ID:201902283886275678   整理番号:19A0626892

β-カテニンに対する免疫組織化学染色はデスモイド型線維腫症の確定病理診断ツールか? 多施設研究【JST・京大機械翻訳】

Is immunohistochemical staining for β-catenin the definitive pathological diagnostic tool for desmoid-type fibromatosis? A multi-institutional study
著者 (17件):
資料名:
巻: 84  ページ: 155-163  発行年: 2019年 
JST資料番号: E0614C  ISSN: 0046-8177  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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抗β-カテニン抗体による免疫組織化学的染色は,デスモイド型線維腫(DF)の診断ツールとして適用されている。近年,特異的遺伝子変異(CTNNB1)分析はDFの診断に有用であることが報告されている。しかしながら,β-カテニンのCTNNB1変異状態と免疫組織化学的染色パターンの間の関係は,まれに報告されている。本研究の目的は,β-カテニンの染色パターンとCTNNB1変異状態および種々の臨床変数との関係を明らかにし,DFと診断された症例におけるβ-カテニンの免疫組織化学的染色の意義を調査することである。1997年から2017年の間に,日本の6施設からのDFと診断された104例を本研究に登録した:名古屋大学,国立癌センター病院,新潟大学,岡山大学,九州大学,および癌研究所病院。すべての症例について,β-カテニンの免疫組織化学的染色とCTNNB1の遺伝子突然変異分析を行った。104例のうち,87例(84%)はβ-カテニンの核染色を示し,95例(91%)は細胞質で陽性染色を示した。β-カテニンの強い核染色を示す症例の割合は,T41Aまたは野生型を有するものよりS45Fを有する症例において有意に高かった。核内よりも細胞質で強く染色された症例の割合は,S45Fまたは野生型のそれよりT41Aの群で有意に高かった。核免疫染色がない17例のうち,5例(29.4%)でCTNNB1突然変異が観察された。DFおよび/または陽性CTNNB1突然変異の確定的臨床的および病理学的診断にもかかわらず,陰性β-カテニン免疫染色を伴うDFの統一可能な症例があった。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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腫ようの診断 

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