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J-GLOBAL ID:201902284070510830   整理番号:19A0453014

褐色藻類性フェロモンは,Mutimo cylindricus(Cutleriaceae)の雄配偶子におけるcAMP/Ca2+依存性シグナル伝達により光軸の符号を逆転させる【JST・京大機械翻訳】

A brown algal sex pheromone reverses the sign of phototaxis by cAMP/Ca2+-dependent signaling in the male gametes of Mutimo cylindricus (Cutleriaceae)
著者 (6件):
資料名:
巻: 192  ページ: 113-123  発行年: 2019年 
JST資料番号: T0049A  ISSN: 1011-1344  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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褐藻類Mutimo cylindricusの雄性配偶子は,海水中で産卵直後に正の走光性を示すが,時間とともに走光性の徴候を徐々に変化させる。この変換は細胞内Ca2+濃度の減少を必要とする。本研究では,雌性配偶子との混合により,雄性配偶子走光性徴候の転換が促進されることを明らかにした。雌性配偶子懸濁液の遠心分離後の上清は,走光性徴候を変化させるために同じ活性を示し,雌性配偶子から放出された因子が反応の原因であることを示唆した。知られている褐藻類の性フェロモン,エクトカルペンは,M.cylindricusの雄性配偶子の走化性を誘導した。この化合物の添加は走光性徴候の変化を誘導し,性フェロモンが反転に必須であることを明確に示した。ホスホジエステラーゼ,テオフィリンの阻害剤は,雌性配偶子および外果皮から放出される因子により走化性および走光性徴候を阻害した。環状ヌクレオチドの測定により,cAMPの細胞内濃度の増加は,cGMPではなく,走光性徴候の変化に平行であることを示した。テオフィリンによる走光性徴候の阻害は,低Ca2+海水では観察されなかった。これらの結果は,cAMP及びCa2+濃度により仲介されるシグナル伝達経路が雄性配偶子の2つの重要な挙動,走光性及び走化性の間の相互転換を駆動することを示唆する。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生殖  ,  細胞分裂・増殖  ,  遺伝学一般  ,  植物分類学  ,  遺伝子の構造と化学 

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