文献
J-GLOBAL ID:201902284083624149   整理番号:19A0182270

ポリプロピレン/層状複水酸化物ナノ複合材料 ポリプロピレンの性質に及ぼすLDH層間金属成分の影響【JST・京大機械翻訳】

Polypropylene/Layered Double Hydroxide Nanocomposites: Influence of LDH Intralayer Metal Constituents on the Properties of Polypropylene
著者 (8件):
資料名:
巻:号:ページ: 20-31  発行年: 2017年 
JST資料番号: W5044A  ISSN: 2470-1343  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
層状二重水酸化物(LDH)の超音波支援剥離は,より小さいサイズのLDHナノ粒子(~50~200nm)をもたらした。このような剥離Co-Al LDH,Zn-Al LDH,およびCo-Zn-Al LDH溶液を,高度に分散したイソタクチックポリプロピレン(iPP)ナノ複合材料の調製のために用いた。透過型電子顕微鏡と広角X線回折の結果は,LDHナノ粒子がiPPマトリックス内に良く分散していることを明らかにした。本研究の意図は,iPP/LDHナノ複合材料の種々の特性に及ぼすLDHの層内金属組成の影響を理解することである。超音波処理LDHナノ粒子はiPPの結晶化速度の著しい増加を示した。しかし,異なるタイプのLDHの存在下ではiPPの結晶化速度に大きな差は見られなかった。動的機械分析結果は,iPPの貯蔵弾性率がLDHの添加により著しく増加することを示した。異なるタイプのLDHの取り込みはiPPの貯蔵弾性率に影響を及ぼさなかった。しかし,ナノ複合材料の調製に用いたLDHのタイプにより,iPPの難燃性と熱安定性にかなりの違いが観察された。3-金属LDH(Co-Zn-Al LDH)を含むiPPナノ複合材料の熱安定性(50%重量損失温度(T_0.5))は,2金属LDH(Co-Al LDHおよびZn-Al LDH)で作られたナノ複合材料のそれより優れていた。マイクロスケール燃焼熱量測定を用いたiPP/LDHナノ複合材料の難燃性特性に関する予備研究は,ピーク熱放出速度が6wt%LDHを含むiPP/Co-Zn-Al LDHナノ複合材料において39%減少し,これはナノ複合材料,iPP/Co-Al LDH(24%)およびiPP/Zn-Al LDH(31%)よりも高いことを示した。これらの結果は,3金属LDHを用いて調製されたナノ複合材料が,2金属LDHを用いて調製されたナノ複合材料と比較して,より良い熱的および難燃性特性を示すことを実証した。この違いは,2金属LDHのそれと比較して,3金属LDHのより良いチャー形成能力に起因する可能性がある。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
充填剤,補強材  ,  抵抗性  ,  機械的性質  ,  物理的性質一般  ,  ポリオレフィン 

前のページに戻る