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J-GLOBAL ID：201902284128592295   整理番号：19A2030309

複合材料の寿命評価-時間-温度換算則-

著者 (1件)： 坂井建宣 (埼玉大 大学院理工学研究科)
資料名： 強化プラスチックス  (Reinforced Plastics)
巻： 65  号： 8  ページ： 335-338  発行年： 2019年08月27日 
JST資料番号： G0309A  ISSN： 0452-9685  CODEN： KYPUA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・本稿では,高分子基複合材料の応力緩和現象やクリープ現象を把握するための時間-温度換算則および,それを応用し繊維含有率に適用した例を紹介。
・時間-温度換算則とは,様々な温度における応力緩和挙動,縦軸:緩和弾性率,横軸:時間を対数表示することで,温度が高いと左側,温度が低いと右側に同じ形で曲線が移動することと説明。
・応用事例として,ガラス繊維強化カーボネートの各繊維含有率でのマスタ曲線/グランドマスタ曲線,タイム・モデュラスシフトファクタを用いた任意の時間,温度,繊維含有率の長期クリープ変形予測法を記述。
・前記方法による長期予測を行ったとしても高分子材料,特に複合材料はばらつきが大きく,概ね10%程度の誤差が生じることに言及。

シソーラス用語： 複合材料 ,  *応力緩和 ,  *クリープ ,  法則 ,  温度依存性 ,  時間依存性 ,  重合せ ,  粘弾性 ,  繊維 ,  比率 ,  弾性係数 ,  *ガラス繊維強化プラスチック ,  ポリカーボネート ,  曲線 ,  *予測技法
準シソーラス用語： シフトファクター ,  マスタ曲線 ,  時間-温度換算則 ,  繊維含有率

分類 (1件)： 機械的性質  (YH02022L)

引用文献 (7件)：

• Lakes, R.: Viscoelastic Materials. Cambridge University Press, New York (2009)
• Popelar, C.F., Popelar, C.H., Kenner, V.H.: Viscoelastic material characterization and modeling for polyethylene. Polym. Eng. Sci., 30 (1990), 577-586
• Miyano, Y., Nakada, M. and Sekine, N., Accelerated Testing for Long-Term Durability of FRP Laminates for Marine Use., J Compos Mater, 39, 1 (2005), 5-20
• Williams, Malcolm L.; Landel, Robert F.; Ferry, John D.: The Temperature Dependence of Relaxation Mechanisms in Amorphous Polymers and Other Glass-forming Liquids, J. Amer. Chem. Soc., 77, 14 (1955), 3701-3707.
• Carfagni, S.P. and Gibson, R.J., A review of Equipment Aging Theory and Technology, EPRI Report, NP-1558, Sept.. (1980)

タイトルに関連する用語 (3件)： 複合材料 ,  寿命評価 ,  時間-温度換算則