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J-GLOBAL ID:201902284271476006   整理番号:19A1814027

抗菌活性を有する両親媒性ペプチド系超分子,非細胞毒性,刺激応答性ヒドロゲル【JST・京大機械翻訳】

Amphiphilic Peptide-Based Supramolecular, Noncytotoxic, Stimuli-Responsive Hydrogels with Antibacterial Activity
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巻: 18  号: 11  ページ: 3621-3629  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1325A  ISSN: 1525-7797  CODEN: BOMAF6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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C末端部分に共有結合した長い脂肪アシル鎖を有する一連のペプチドとN末端に遊離アミン(-NH_2)基を設計し,これらの分子を種々の非共有相互作用を用いて水性媒体中で組み立てることができた。一般的化学式[H_2N-(CH_2)_nCOH-Phe-CONHC_12(n=1-5,C_12=ドデシルアミン)]を有する5つの異なるペプチド両親媒性物質を合成し,特性化し,自己集合とヒドロゲル化のために試験した。これらの全ての分子[P1(n=1),P2(n=2),P3(n=3),P4(n=4),P5(n=5)]はナノ繊維ネットワーク構造を持つ水(pH6.6)中で熱応答性ヒドロゲルを形成する。興味深いことに,化合物P4及びP5から得られたヒドロゲルはグラム陽性菌(黄色ぶどう球菌,枯草菌)及びグラム陰性菌(大腸菌)に対して潜在的な抗菌活性を示した。ヒト肺癌(A549)細胞を用いたMTTアッセイ(3-(4,5-ジメチルチアゾール-2-イル)-2,5-ジフェニルテトラゾールイウムブロミド)を用いた用量依存性細胞生存性研究は,in vitroでこれらのゲル化分子の非細胞毒性を実証する。溶血研究は,これらの試験した細菌の最小阻害濃度(MIC)でヒト赤血球細胞の非有意またはほとんど溶血を示さない。興味深いことに,これらの抗菌性非細胞毒性ヒドロゲルは酵素プロテイナーゼK及びキモトリプシンに対して蛋白質分解耐性を示すことが分かった。さらに,N末端に位置するアミノ酸残基のアルキル鎖長を変えることにより,ゲル強度とゲル回復時間をうまく調節できた。同様に,これらのヒドロゲルの熱安定性はN末端に位置するアミノ酸残基のアルキル鎖長を変えることによりうまく調節された。細菌の抗生物質耐性株の時代において,この新しいクラスのペプチドに基づく抗菌性,蛋白質分解性安定性,注射可能性,および非細胞毒性ソフト材料の発見は,新しい抗生物質の開発のための将来の有望性を保持している。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抗細菌薬の基礎研究  ,  高分子固体のその他の性質 

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