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J-GLOBAL ID：201902284543733007   整理番号：19A1380334

二光子ルミネセンス顕微鏡による組織中の金ナノ粒子蓄積の定量化【JST・京大機械翻訳】

Quantification of gold nanoparticle accumulation in tissue by two-photon luminescence microscopy

著者 (10件)： Morales-Dalmau Jordi (ICFO - Institut de Ciencies Fotoniques, The Barcelona Institute of Science and Technology, 08860 Castelldefels (Barcelona), Spain. [e-mail]) ,  Vilches Clara ,  Sanz Vanesa ,  de Miguel Ignacio ,  Rodriguez-Fajardo Valeria ,  Berto Pascal ,  Martinez-Lozano Mar ,  Casanovas Oriol ,  Durduran Turgut ,  Quidant Romain
資料名： Nanoscale  (Nanoscale)
巻： 11  号： 23  ページ： 11331-11339  発行年： 2019年 
JST資料番号： W2323A  ISSN： 2040-3364  CODEN： NANOHL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナノ医学は,従来の生物医学的センシング,画像処理および治療法のいくつかの限界に対処する有望な戦略として出現した。その適用性と有効性は,部分的に,特定の領域へのナノ粒子の制御と組織中のそれらの正確な監視の両方の困難さによって妨げられる。金ナノ粒子は,最も広く使用されている無機ナノ粒子の中にあり,高い生体適合性,柔軟な機能化,強くて調整可能な共鳴吸収,および生産スケーラビリティから利益を得る。さらに,それらのプラズモン共鳴における光場を増強する能力は,非線形光学過程の局所的な増大を可能にし,そうでなければ非常に非効率的である。特に,金における二光子誘起ルミネセンス(TPL)は,生物学的環境における金ナノ粒子を監視するための高い信号特異性を提供する。本論文では,TPL顕微鏡法が細胞と組織の両方で蓄積された金ナノロッド(GNRs)を定量できるロバストなサブミクロン分解能技術を提供することを示した。最初に,2つの異なる表面化学によるGNRsの時間的蓄積を,培養の最初の24時間の間,786-O細胞で測定し,異なるナノ粒子濃度で測定した。続いて,尾静脈注射後6時間と24時間のマウスにおけるGNR蓄積を,腎臓,脾臓,肝臓および明細胞腎細胞癌(ccRCC)腫瘍からの生検組織におけるTPL顕微鏡により定量し,誘導結合質量分析と良く一致した。著者らのデータは,TPL顕微鏡が金ナノ粒子の送達機構を理解し定量化するための強力なツールとして立ち,将来のセラノスティック医薬品の開発に非常に関連することを示唆する。Copyright 2019 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 脾臓 ,  治療法 ,  プラズマ共鳴 ,  *金 ,  生検 ,  画像処理 ,  *ルミネセンス ,  生体適合性 ,  ロバスト性 ,  有効性 ,  質量分析 ,  *ナノ粒子
準シソーラス用語： 金ナノロッド ,  特異性 ,  *金ナノ粒子 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (5件)： 生物薬剤学(基礎)  (GY01021U) ,  細胞生理一般  (EF02010S) ,  医用素材  (GA05040H) ,  生物科学研究法一般  (EA03010K) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

タイトルに関連する用語 (7件)： 二光子 ,  ルミネセンス ,  顕微鏡 ,  組織 ,  金ナノ粒子 ,  蓄積 ,  定量化