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J-GLOBAL ID：201902284709026074   整理番号：19A1522600

単層カーボンナノチューブからのG⁺およびG^-ピークのフォノン対称性の実験的帰属

Experimental assignment of phonon symmetry of G⁺ and G^- peaks from single-walled carbon nanotubes

著者 (6件)： TANAKA Yuichiro (Tokyo Univ. Sci., Tokyo, JPN) ,  KATO Takashi (Tokyo Univ. Sci., Tokyo, JPN) ,  YOSHINO Kazuki (Tokyo Univ. Sci., Tokyo, JPN) ,  CHIASHI Shohei (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  CHIASHI Shohei (Tokyo Univ. Sci., Tokyo, JPN) ,  HOMMA Yoshikazu (Tokyo Univ. Sci., Tokyo, JPN)
資料名： Applied Physics Express  (Applied Physics Express)
巻： 12  号： 5  ページ： 055009.1-055009.5  発行年： 2019年05月 
JST資料番号： F0599C  ISSN： 1882-0778  CODEN： APEPC4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Raman散乱分光法は単層カーボンナノチューブ(SWCNTs)のキャラクタリゼーションに広く用いられている。GバンドはSWCNTの最も重要なピークの1つであるが,Gバンド(G⁺およびG^-ピーク)における最も強いピークと2番目の強いピークのフォノン対称性はまだ明らかにされていない。ここでは,単一懸濁SWCNT試料と偏光Raman散乱分光法を用いて,それらのフォノン対称性の実験的証拠を示した。G⁺およびG^-ピークはA対称フォノンから生じ,励起子励起と脱分極効果に対する共鳴効果はG⁺およびG^-ピークの偏光特性において支配的であった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *単層カーボンナノチューブ ,  *フォノン ,  対称性 ,  Raman散乱 ,  *懸濁液 ,  *Ramanスペクトル ,  励起子 ,  脱分極 ,  共鳴 ,  効果 ,  偏光性
準シソーラス用語： *偏光ラマンスペクトル ,  共鳴効果 ,  偏光特性

分類 (2件)： 無機化合物の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル  (BM08063C) ,  結晶中のフォノン・格子振動  (BL03020Z)

引用文献 (30件)：

• A. M. Rao et al., Science 275, 187 (1997).
• S. Iijima and T. Ichihashi, Nature 363, 603 (1993).
• R. Saito, A. Jorio, J. H. Hafner, C. M. Lieber, M. Hunter, T. McClure, G. Dresselhaus, and M. S. Dresselhaus, Phys. Rev. B 64, 085312 (2001).
• F. Tuinstra and J. L. Koenig, J. Chem. Phys. 53, 1126 (1970).
• T. M. G. Mohiuddin et al., Phys. Rev. B 79, 205433 (2009).

タイトルに関連する用語 (4件)： 単層カーボンナノチューブ ,  フォノン ,  対称性 ,  実験