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J-GLOBAL ID:201902284778492075   整理番号:19A0813940

オブジェクトとアクションを選択するための直接および間接経路【JST・京大機械翻訳】

Direct and indirect pathways for choosing objects and actions
著者 (8件):
資料名:
巻: 49  号:ページ: 637-645  発行年: 2019年 
JST資料番号: W2570A  ISSN: 0953-816X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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基礎神経節の顕著な標的は,重要な対象物への注視方向(霊長類におけるサッカード眼球運動)を制御する上丘(SC)である。この「オブジェクト選択」は,オブジェクトに対する行動を選択するために重要である。SCは,主に尾状核(CD)により制御される黒質部分網(SNr)により神経支配される。このCD-SNr-SC回路は,個々のオブジェクトの値に敏感であり,良好なオブジェクトにサッカードを容易にする。オブジェクト値は,2つの並列回路において異なって処理される。すなわち,尾状頭(CDH)により柔軟に,尾状尾(CDt)により安定に処理される。良好なオブジェクトを選択するためには,悪いオブジェクトを拒否する必要がある。実際に,これらの対照的な機能はCDtから生じる回路によって達成される。直接経路は良いオブジェクトに焦点を合わせて,それらにサッカードを容易にする。間接的経路は悪いオブジェクトに焦点を合わせて,それらにサッカードを抑制する。悪い物体へのサッカードがもはや抑制されないので,CDtの不活性化はオブジェクト選択を悪化させた。このことは,間接経路がオブジェクト選択に重要であることを示唆している。しかしながら,同じ行動(すなわちサッカード)を目的とする「オブジェクト選択」のための直接的および間接的経路は,「行動選択」に対しては働かない可能性がある。一つの可能性は,異なる動作を制御する回路が間接経路を通して接続されることである。基底核外の脳領域と間接経路の付加的な接続は,より広い範囲の行動選択を提供する可能性がある。結論として,基礎的な神経節回路は基本的な直接/間接的経路と付加的な接続から成り,複数の機能を獲得した。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
分類
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中枢神経系 
タイトルに関連する用語 (4件):
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