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J-GLOBAL ID:201902284999525371   整理番号:19A1211589

培養で維持された再プログラム化癌幹細胞様結腸癌細胞の細胞生物学的プロファイリング【JST・京大機械翻訳】

Cell biological profiling of reprogrammed cancer stem cell-like colon cancer cells maintained in culture
著者 (13件):
資料名:
巻: 375  号:ページ: 697-707  発行年: 2019年 
JST資料番号: H0756A  ISSN: 0302-766X  CODEN: CTSRC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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癌幹細胞(CSC)は治療応用のための特異的標的であるが,腫瘍内のCSCの希少性はCSCの分離を困難にする。これらの問題を克服するために,確立された再プログラミング技術を用いてin vitroでCSCsを生成した。著者らは,結腸癌細胞系LoVoおよびOUMS-23に,4つの以前に確立された再プログラミング因子,Oct3/4,Sox2,Klf4およびL-mycを導入し,これらの系統の生物学的特性を調査した。RT-1-60+細胞は,再プログラム化誘導多能性幹(iPS)細胞様コロニーから得られ,コロニー形成,反復継代によるコロニーの維持,およびフィーダー細胞依存性を含むCSC特性を示し,CD133およびALDH1のようなCSCマーカーの発現を増加させた。CSC様細胞は,免疫欠損マウスの腎臓への移植により,5-フルオロウラシルに対する化学耐性の増加と腫瘍形成性の上昇を示した。これらの腫瘍は,多くの異型細胞,細胞質ムチンおよび限局性乳頭成分を有する低分化段階に移行し,脱分化を示した。DNAマイクロアレイからの主成分分析は,両細胞系が再プログラミング後にiPS細胞に移動するが,それらはiPS細胞と完全に同一ではないことを示した。CSC様細胞において,デコリンとCD90の有意に上昇した遺伝子発現が観察された。まとめると,これらの結果は,癌細胞の再プログラミングが多能性幹細胞ではなく,CSC様細胞を産生することを示し,これらの知見は真のCSCについての生物学的情報を提供し,新しいCSC標的治療の確立を助ける。Copyright 2018 Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
中枢神経系 

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