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J-GLOBAL ID:201902285131694123   整理番号:19A2414935

転移性黒色腫における受容体を薬理学的に上方制御することによるメラノコルチン1受容体標的放射線療法の有効性の増強【JST・京大機械翻訳】

Enhancing the Efficacy of Melanocortin 1 Receptor-Targeted Radiotherapy by Pharmacologically Upregulating the Receptor in Metastatic Melanoma
著者 (17件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 3904-3915  発行年: 2019年 
JST資料番号: W3686A  ISSN: 1543-8384  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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メラノコルチン1受容体(MC1R)は,転移性メラノーマ治療およびイメージングのための薬物送達の標的として研究中である。本研究の目的は,転移性メラノーマ細胞および腫瘍におけるMC1R発現を薬理学的に上方制御することにより,MC1R標的放射性標識ペプチド([212Pb]-DOTA-MC1L)のデリバリーを増強するためにBRAF阻害剤(BRAF_i)およびヒストンデアセチラーゼ阻害剤(HDAC_i)を用いる可能性を決定することであった。MC1R発現は,免疫組織化学的染色によって同定されたメラノーマ生検で分析された。MC1R発現のアップレギュレーションを,BRAF~V600E細胞(A2058)およびBRAF野生型メラノーマ細胞(MEWO)において,定量的リアルタイムポリメラーゼ連鎖反応,フローサイトメトリーおよび受容体リガンド結合アッセイにより測定した。MC1Rのアップレギュレーションにおける微小眼球関連転写因子(MITF)の役割もA2058とMEWO細胞で調べた。BRAF_iおよび/またはHDAC_iと組み合わせた[212Pb]-DOTA-MC1Lα粒子放射線療法の有効性を,A2058およびMEWOヒトメラノーマ異種移植片を有する無胸腺nu/nuマウスで測定した。MC1Rの高発現は,臨床メラノーマ生検でin situ観察された。BRAF_iとHDAC_iは,MITF依存性経路を介してMC1R発現を有意に増加させ(mRNAで10倍,蛋白質レベルで4倍),この増加は細胞表面でのリガンド結合の増強をもたらした。MITF発現の阻害はBRAF~V600EとBRAF~WT細胞の両方でMC1Rのアップレギュレーションに拮抗した。[212Pb]-DOTA-MC1LをBRAF_iおよび/またはHDAC_iと組み合わせると,増強されたMC1R発現を介してメラノーマ腫瘍への212Pbα粒子放出の送達を増加させることにより腫瘍反応を改善した。これらのデータは,FDA承認HDAC_iおよびBRAF_iが,上方制御MC1Rを介して薬物送達を増強することにより,MC1R標的治療の有効性を改善できることを示唆する。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
診断用薬の基礎研究  ,  腫ようの診断  ,  腫ようの実験的治療 

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