文献

J-GLOBAL ID：201902285328962434   整理番号：19A1035300

講演における聴講者の動作の分析(第3報)

Analysis of behaviors of audience in presentations (Third report)

著者 (3件)： 渡邊栄治 (甲南大 知能情報) ,  尾関孝史 (福山大 工) ,  小濱剛 (近畿大 生物理工)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 118  号： 420(LOIS2018 41-54)(Web)  ページ： 21-26 (WEB ONLY)  発行年： 2019年01月17日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： スライドを用いた講演において,講師は聴講者の非言語動作に基づいて聴講者の興味を把握し,講演の進行を調節する.しかしながら,1名の講師が多数の聴講者の動作を,正確に把握することが困難であることから,画像処理や機械学習などを利用して,聴講者の動作を定量的にモデリングする必要がある.本報告では,聴講者の非言語動作(顔の動き)に対するモデリングについて検討する.具体的には,自己回帰モデルおよび階層型ニューラルネットワークモデルに基づいたモデリング手法について述べ,両者の類似点や相違点について検討する.(著者抄録)

シソーラス用語： *画像処理 ,  会議 ,  *動作分析 ,  スライド ,  機械学習 ,  *モデリング ,  自己回帰モデル ,  ニューラルネットワーク
準シソーラス用語： ニューラルネットワークモデル ,  階層型ニューラルネットワーク ,  講演

分類 (1件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (19件)：

• 横川和章, 有馬道久, 教授場面における非言語的コミュニケーション 理解状態の表出と判断-, 教育心理学研究, vol.34, pp.120-129, 1986.
• 須田昂宏, 授業における学習者の表出行動をどのようにして意味づけるか 研究方法に焦点をあてた先行研究のレビューから-, 名古屋大学大学院『教育論叢』, vol.57, pp.3-12, 2014.
• 相馬奈美, 日浦慎作, 佐藤宏介, 受講者の活性度と主観的評価の提示に基づく授業支援システム- 発表者と聴者の相互理解を目指して-, 信学技報, HCS2005-74, pp.67-70, 2005.
• 小林陽平, 角所考, 村上正行, 講義映像に基づく受講者の集中状況の認識, 教育システム情報学会, JSiSE2013, pp.17-18, 2013.
• 丸谷宣史, 杉本吉隆, 角所考, 美濃導彦, 講師行動の統計的性質に基づいた講義撮影のための講義情報の認識, 信学論, Vol.J90-D, No.10, pp.2775-2786, 2007.

タイトルに関連する用語 (2件)： 講演 ,  分析