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J-GLOBAL ID:201902285410288623   整理番号:19A0240972

DNA結合活性を有する抗β2糖蛋白質I抗体は細胞表面DNAを介して生きた単球に入り,組織因子発現を誘導する【JST・京大機械翻訳】

Anti-β2-glycoprotein I antibody with DNA binding activity enters living monocytes via cell surface DNA and induces tissue factor expression
著者 (7件):
資料名:
巻: 195  号:ページ: 167-178  発行年: 2019年 
JST資料番号: E0159B  ISSN: 0009-9104  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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抗リン脂質症候群(APS)および全身性エリテマトーデス(SLE)に対する自己抗体特性は,それぞれ抗β_2-糖蛋白質I(β_2GPI)抗体および抗DNA抗体であり,APS症例のほとんど半分がSLEで発生する。抗β_2GPI抗体は前血栓状態の誘導において重要な役割を果たすことが認識されているが,正確な機構は完全には解明されていない。広く受け入れられている見解において,単球および内皮細胞における細胞表面β_2GPIに対する抗β_2GPI抗体の結合は,p38マイトジェン活性化蛋白質キナーゼ(MAPK),マイトジェン活性化蛋白質キナーゼキナーゼ1/細胞外シグナル制御キナーゼ(MEK-1/ERK)および/または核因子κB(NF-κB)の活性化および組織因子(TF)の発現を誘導するToll様受容体4-骨髄分化一次反応経路を誘発する。しかし,静止細胞はTLR-4の相当量を発現しない。以前に,著者らはマウスモノクローナル抗β_2GPI抗体WB-6を生成し,それが正常マウスにおける循環単球におけるTF発現を含む前血栓状態を誘導することを示した。本研究では,WB-6と静止単球の間の相互作用の機構を明らかにし,WB-6がDNAに結合活性を示し,生きている単球または単球細胞系に入り,より少ない程度,血管内皮細胞に入ることを見出した。DNアーゼIによる細胞の処理はインターナリゼーションを減少させ,この現象における細胞表面DNAの関与を示唆した。内在化したWB-6を有する単球は,TFおよび腫瘍壊死因子(TNF)-αを発現し,次に内皮細胞を刺激して細胞間接着分子1(ICAM-I)および血管細胞接着分子1(VCAM-I)を発現した。これらの結果は,DNAに対する二重反応性を有する抗β_2GPI抗体のサブセットが細胞表面受容体仲介経路に加えて細胞質におけるDNAセンサを刺激する能力を有し,炎症誘発性及び前血栓性状態をもたらす可能性を示唆する。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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免疫性疾患・アレルギー性疾患一般 

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