文献

J-GLOBAL ID：201902285418135283   整理番号：19A2259907

膀胱癌組織におけるHec1の発現と臨床病理因子と予後との関係【JST・京大機械翻訳】

Expression of Hec-1 in bladder cancer and its clinical significance

著者 (7件)： Su Hong (武警遼寧総隊医院外三科, 沈陽,110034) ,  Song Bo (武警遼寧総隊医院薬剤科, 沈陽,110034) ,  Zhang Shanshan (武警遼寧総隊医院外三科, 沈陽,110034) ,  Li Qing (武警遼寧総隊医院泌尿外科, 沈陽,110034) ,  Yu Xinlu (武警遼寧総隊医院外三科, 沈陽,110034) ,  Wang Xue (武警遼寧総隊医院康復科, 沈陽,110034) ,  Gao Wanfeng (武警遼寧総隊医院外三科, 沈陽,110034)
資料名： Wujing Yixue  (Wujing Yixue)
巻： 30  号： 7  ページ： 560-563  発行年： 2019年 
JST資料番号： C3353A  ISSN： 1004-3594  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 【目的】ヒト膀胱癌における腫瘍高発現蛋白質(Hec1)の発現と臨床病理学的因子と予後との関係を調査する。【方法】免疫組織化学とウェスタンブロット法を用いて,105例のヒト膀胱癌と20例の正常膀胱組織病理標本におけるHec1の発現を検出し,ElsonandEllisの半定量的三級分類法を使用した。I級51例、II級39例、III級15例;臨床TNMステージI期31例、II期23例、III+IV期51例;リンパ節転移を伴う患者71例,リンパ節転移のない34例;腫瘍直径≦2cmの患者49例、25cmの35例、>5cmの患者21例。腫瘍組織Hec1と臨床病理因子および5年生存率の関係をPrism6.0ソフトウェアで分析した。Cox比例ハザードモデル多変量分析を用いて、膀胱癌の予後に影響する独立因子を分析した。【結果】ヒト膀胱癌組織および隣接正常組織におけるHec1発現率は,それぞれ78.2%(82/105)および15.0%(3/20)であった(P<0.01)。Hec1発現は患者の年齢、組織型、腫瘍の大きさと有意な相関性がなかった(Pはそれぞれ0.25、0.17、0.26)。臨床病期のグレードアップ(P=0.042),リンパ節転移の出現(P=0.033),Hec1の発現レベルは次第に増加し,各グループの間に顕著な相関性があった;Hec1発現陽性の膀胱癌患者では、術後5年生存率はHec1発現陰性者より明らかに低かった(P=0.025)。リンパ節転移、TNM分期及びHec1は膀胱癌の予後に影響する独立因子である。結論:Hec1の発現は膀胱癌の発生、発展と転帰と一定の相関性があり、腫瘍刺激因子の作用を果たし、臨床診断、治療及び予後の判断に方向を提供する。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ヒト ,  多変量解析 ,  ウェスタンブロット法 ,  ソフトウェア ,  *膀胱腫瘍 ,  タンパク質 ,  免疫組織化学 ,  *予後 ,  リンパ節転移 ,  *膀胱 ,  腫瘍
準シソーラス用語： 転帰 ,  病期 ,  5年生存率 ,  *臨床病理学 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (5件)： 泌尿生殖器の腫よう  (GM04000S) ,  発癌機序・因子  (GE02020C) ,  腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N) ,  女性生殖器と胎児の腫よう  (GS04000K) ,  腫ようの外科療法  (GE03033T)

タイトルに関連する用語 (6件)： 膀胱癌 ,  組織 ,  発現 ,  臨床病理 ,  因子 ,  予後