文献
J-GLOBAL ID:201902285660497309   整理番号:19A2230859

三叉神経系における一過性受容体電位M8と一過性受容体電位V1の間の機能的相互作用:片頭痛病態生理学との関連性【JST・京大機械翻訳】

Functional interactions between transient receptor potential M8 and transient receptor potential V1 in the trigeminal system: Relevance to migraine pathophysiology
著者 (9件):
資料名:
巻: 38  号:ページ: 833-845  発行年: 2018年 
JST資料番号: A1434A  ISSN: 0333-1024  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
背景:最近のゲノムワイド関連研究は片頭痛感受性遺伝子として一過性受容体電位M8(TRPM8)を同定した。TRPM8は低温知覚を仲介する非選択的カチオンチャンネルである。しかし,片頭痛病態生理におけるその正確な役割は不明である。一過性受容体電位V1(TRPV1)は有害熱により活性化される非選択的カチオンチャンネルである。TRPM8とTRPV1の両方は三叉神経節(TG)ニューロンで発現する。方法:熱異痛に対する顔面TRPM8活性化の影響を測定し,TGニューロンにおける受容体共発現変化を評価することにより,髄膜炎症に基づく片頭痛モデルにおけるTRPM8とTRPV1の機能的役割を検討した。逆行性トレーサー標識を行い,顔面と硬膜を神経支配するTGニューロンを同定した。結果:薬理学的TRPM8活性化は,顔面の熱痛閾値の髄膜炎症誘発低下を逆転させ,TRPM8の遺伝的アブレーションにより消失した効果があることを見出した。熱痛閾値の有意な変化は,偽手術動物で見られなかった。髄膜炎症はTGニューロンにおけるTRPM8/TRPV1共発現パターンにおける動的変化を引き起こし,共局在化は熱異痛に対するTRPM8活性化の改善効果が最大である時に最も顕著であった。著者らのトレーサー分析により,表面に側枝を送っている硬膜-神経支配TGニューロンの存在が明らかになった。それらの約半分はTRPV1陽性であった。著者らはまた,代理マーカーとしてc-Jun N末端キナーゼりん酸化を用いた細胞に基づくアッセイにおいて,TRPM8によるTRPV1の機能的阻害を示した。結論:著者らの知見は,顔面TRPM8活性化がTRPV1活性を抑制することにより片頭痛をどのように軽減できるかを説明する妥当な機構を提供する。顔面TRPM8は片頭痛に対する有望な治療標的であると思われる。Copyright International Headache Society 2017 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞膜の受容体  ,  末梢神経系  ,  神経の基礎医学 

前のページに戻る