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J-GLOBAL ID:201902285853777249   整理番号:19A2185633

SM490A鋼の応力依存性を考慮した対称磁気ヒステリシスループのモデル化

Centered Hysteresis Loops Model of SM490A Considering Stress Dependence
著者 (2件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 200-205(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: L2703A  ISSN: 0919-4452  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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応力を適用することによる強磁性体の磁気的性質の変化は磁気弾性結合効果の一つである。古典的なJiles-Athertonモデル(CJAモデル)は,フリーストレスでの典型的な磁気ヒステリシスモデルであるが,これはピン止め効果により引き起こされた磁壁移動に対するインピーダンスの概念を用いたヒステリシスを表したものである。しかし,印加された磁場の方向が飽和に達する前に保存されたとき,CJAモデルから得られたマイナーなヒステリシスループは負の勾配を持つことになるが,これは非物理学的挙動である。CJAモデルと実験結果間のマッチングの精度を改善するために,CJAモデル上にベースを置いた多様な修正ヒステリシスモデルが提唱された。しかしながら,ヒステリシスループの応力依存性を表現でき,かつ実験結果との整合性を改善できた修正Jiles-Athertonモデルを示す研究はほとんど見られなかった。本報では,引張応力依存性を考慮し,メジャーとマイナーループ双方を含む,SM490Aを中心としたヒステリシスループに対するハイブリッド修正Jiles-Athertonモデルを示した。本モデルにおいて,微分磁化率は過去の反対磁場への基準とともにシフトし,またCTJモデルの一つの定数パラメータのみ磁化のロジスティック関数によって置換される。加えて,応力依存性をHJAモデルの各パラメータに導入した。結果として,引張応力下におけるSM490Aを中心としたヒステリシスループがマイナーとメジャーループ双方において良い整合性を持ったHJAモデルとして表現できることが示された。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
金属結晶の磁性  ,  金属の磁気異方性・磁気機械効果 

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