文献

J-GLOBAL ID：201902286088246243   整理番号：19A0889532

ヘルスケアモニタリングのためのウエアラブルバイオセンサー

Wearable biosensors for healthcare monitoring

著者 (4件)： KIM Jayoung (Univ. California, San Diego, California, USA) ,  CAMPBELL Alan S. (Univ. California, San Diego, California, USA) ,  DE AVILA Berta Esteban-Fernandez (Univ. California, San Diego, California, USA) ,  WANG Joseph (Univ. California, San Diego, California, USA)
資料名： Nature Biotechnology  (Nature Biotechnology)
巻： 37  号： 4  ページ： 389-406  発行年： 2019年04月 
JST資料番号： H0870A  ISSN： 1087-0156  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ウエアラブルバイオセンサーは,汗,涙液,唾液,および間質液などの体液が含む生化学マーカーを動的かつ非侵襲的に測定することにより,連続的でリアルタイムな生理学的情報を得られる可能性があるため,大きな関心を集めている。最近の開発の中心は電気化学バイオセンサーおよび光学バイオセンサーであり,代謝物,細菌,ホルモンなどのバイオマーカーの非侵襲的モニタリングも進歩している。多重バイオセンシング,マイクロ流体サンプリング,および輸送システムの組み合わせは,装着性と操作性を改善するために,統合され,小型化され,フレキシブルな材料と組み合わされてきた。ウエアラブルバイオセンサーは将来有望であるが,信頼性向上のためには,分析物の濃度に関して血液と非侵襲的体液の相関をさらに理解することが必要である。モニタリング可能なバイオマーカーを増やすには,生体表面のバイオアフィニティーアッセイの拡充や,より多くのセンシング戦略が必要である。臨床への受け入れを下支えするには,ウエアラブルバイオセンサーの性能に関する大規模コホート検証研究が必要となる。ウエアラブルバイオセンサー技術による生理学的情報の正確で信頼性の高いリアルタイムセンシングは,我々の日常生活に広く影響を与えると考えられる。Copyright Nature Japan KK 2019

シソーラス用語： 細菌 ,  信頼性 ,  小型化 ,  多重化 ,  生理学 ,  *バイオセンサ ,  母集団 ,  バイオマーカー ,  代謝産物 ,  親和性 ,  *ウェアラブル ,  微生物 ,  改変
準シソーラス用語： 日常生活 ,  マイクロ流体 ,  実時間 ,  非侵襲 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 腎臓  (EJ09030X)

タイトルに関連する用語 (2件)： ヘルスケア ,  モニタリング