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J-GLOBAL ID：201902286329438669   整理番号：19A0659946

遷移金属化合物の正確なベンチマーク値に到達する方法 計算か実験か【JST・京大機械翻訳】

How To Arrive at Accurate Benchmark Values for Transition Metal Compounds: Computation or Experiment?

著者 (4件)： Aoto Yuri A. (Institut fuer Theoretische Chemie, Universitaet Stuttgart, Germany) ,  de Lima Batista Ana Paula (Departamento de Quimica Fundamental, Instituto de Quimica, Universidade de Sao Paulo, SP, Brazil) ,  Koehn Andreas (Institut fuer Theoretische Chemie, Universitaet Stuttgart, Germany) ,  de Oliveira-Filho Antonio G. S. (Departamento de Quimica, Faculdade de Filosofia, Ciencias e Letras de Ribeirao Preto, Universidade de Sao Paulo, SP, Brazil)
資料名： Journal of Chemical Theory and Computation  (Journal of Chemical Theory and Computation)
巻： 13  号： 11  ページ： 5291-5316  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2328A  ISSN： 1549-9618  CODEN： JCTCCE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 遷移金属化合物のベンチマーキング量子化学法に対する参照データの種類を解析する目的で,実験的に導出した解離エネルギー,平衡距離,調和振動周波数を知り,(b)基底関数系外挿による結合クラスタ理論,コア-原子価相関の包含,及び相対論的及び多重参照効果の補正に基づく複合計算アプローチを示した。後者の補正は内部縮約多参照結合クラスタ(icMRCC)理論から得られた。この複合アプローチを用いて,著者らのデータセットにおける60分子の解離エネルギーと分光定数を得た。分子のサブセットに関する以前の研究と一致して,多重参照補正は多くの場合においてかなり小さく,CCSD-(T)は完全基底関数系限界を探索すると正確な参照値を提供できることを見出した。さらに,多重参照補正はCCSD-(T)が良い近似でない場合の結果を改善する。しかし,いくつかのケースでは,実験からの強い偏差が持続するが,これは計算手法における残りの誤差では説明できない。これらの実験的に導出した値は注意深い修正を必要とすることを示唆した。また,ベンチマーキング近似計算法に対する信頼できる基準値は実験により容易にアクセスできず,正確な計算はそれらにアクセスする代替方法を提供することを示した。参照データの選択がベンチマーク研究にどのように影響するかを評価するために,実験的および計算した参照値に対する現在のデータセットにおける分子に対する10個のDFT汎関数を試験した。参照値のこれら2つのセット間の差異にもかかわらず,DFT汎関数の相対的性能のランク付けは選択された参照にほとんど依存しないことを見出した。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 多重化 ,  *遷移金属化合物 ,  クラスタ ,  等級づけ ,  縮約 ,  相対論 ,  原子価 ,  解離エネルギー ,  汎関数 ,  外挿法 ,  部分集合 ,  *計算 ,  *ベンチマーク
準シソーラス用語： 参照値 ,  ベンチマーキング , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 分子の電子構造  (BH05010Q)

タイトルに関連する用語 (4件)： 遷移金属化合物 ,  ベンチマーク ,  計算 ,  実験