抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
目的:慢性歯周炎患者のインプラント手術における歯肉下プラークとインプラント周囲骨吸収との関係を検討する。方法:前向き対照研究法を用い、2016年4月から2018年8月まで秦皇島市第二病院で治療した選択インプラント修復治療の歯欠損患者84例を選択し、慢性歯周炎の有無により患者を2群に分けた。観察群(慢性歯周炎)44例に49歯を移植し,対照群(慢性歯周炎なし)40例に53歯を移植し,両群のインプラント改良プラーク指数(mPLI),改良歯肉溝出血指数(mSBI)とインプラント周囲の骨吸収量を比較した。結果:両群の手術終了後に、インプラントの安定性は比較的強く、脱落が見られなかったが、映像学的検査により、インプラント付近の歯槽骨に低密度陰影がないことが明らかになった。観察群49歯の術前mPLIは(2.51±0.19)点であり、対照群の(1.34±0.15)点より明らかに高かった(P<0.05)。術後のmPLIは(0.82±0.12)点であり、術前より明らかに低く(P<0.05)、対照組の(0.83±0.11)点と比べ、統計学的有意差がなかった(P>0.05)。観察群の術前mSBIは(2.05±0.24)点であり、術後は(1.71±0.23)点であり、対照群の術前mSBIは(2.01±0.21)点であり、術後mSBIは(1.24±0.22)点であった。両群の術前mSBIは統計学的に有意差がなく(P>0.05)、術後両群のmSBIはいずれも明らかに低下し(P<0.05)、観察群の術後mSBIは対照群より明らかに高かった(P<0.05)。観察群の術前インプラントの遠位端骨吸収量は(2.76±0.22)mm,術後は(1.42±0.25)mm,近中縁骨吸収量は(2.78±0.29)mm,術後は(1.23±0.14)mmであった。対照群の術前インプラントの遠位端骨吸収量は(2.81±0.26)mm,術後は(1.25±0.21)mm,近中縁骨吸収量は(2.76±0.24)mm,術後は(1.38±0.19)mmであった。両群の術前遠中と近中縁骨吸収量の比較に有意差がなく(P>0.05)、術後両群の遠中と近中縁骨吸収量はいずれも明らかに低下した(P<0.05)。観察群の術後遠端骨吸収量は対照群より明らかに高く(P<0.05)、近中縁骨吸収量は対照群より明らかに低かった(P<0.05)。結論:慢性歯周炎患者の歯肉下プラークは歯周炎のない患者より明らかに増加し、インプラント付近の辺縁骨吸収に明らかな影響があり、通常の歯周治療後にインプラントの辺縁骨安定性を高めることができる。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】