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J-GLOBAL ID：201902286403944097   整理番号：19A2372168

ポリ(ε-カプロラクトン-PEG-ε-カプロラクトン)-b-ポリ(L-ラクチド)マルチブロック共重合体ミクロスフェアからの血管内皮増殖因子の持続放出【JST・京大機械翻訳】

Sustained Release of Vascular Endothelial Growth Factor from Poly(ε-caprolactone-PEG-ε-caprolactone)-b-Poly(l-lactide) Multiblock Copolymer Microspheres

著者 (10件)： Scheiner Karina C. (Department of Pharmaceutics, Utrecht Institute of Pharmaceutical Sciences, Utrecht University, The Netherlands) ,  Maas-Bakker Roel F. (Department of Pharmaceutics, Utrecht Institute of Pharmaceutical Sciences, Utrecht University, The Netherlands) ,  Nguyen Thanh T. (InnoCore Pharmaceuticals B.V., The Netherlands) ,  Duarte Ana M. (InnoCore Pharmaceuticals B.V., The Netherlands) ,  Hendriks Gert (InnoCore Pharmaceuticals B.V., The Netherlands) ,  Sequeira Lidia (InnoCore Pharmaceuticals B.V., The Netherlands) ,  Duffy Garry P. (Discipline of Anatomy, School of Medicine, National University of Ireland Galway, Ireland) ,  Steendam Rob (InnoCore Pharmaceuticals B.V., The Netherlands) ,  Hennink Wim E. (Department of Pharmaceutics, Utrecht Institute of Pharmaceutical Sciences, Utrecht University, The Netherlands) ,  Kok Robbert J. (Department of Pharmaceutics, Utrecht Institute of Pharmaceutical Sciences, Utrecht University, The Netherlands)
資料名： ACS Omega  (ACS Omega)
巻： 4  号： 7  ページ： 11481-11492  発行年： 2019年 
JST資料番号： W5044A  ISSN： 2470-1343  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 血管内皮成長因子(VEGF)は,血管新生として知られている新しい血管の形成に対する主要な調節因子である。VEGFは,血管新生を促進し,これらのデバイスに播種された細胞の生存を増強するために,合成足場に組み込まれることが多い。このような応用は,安定した血管形成のために約4週間のVEGFの持続的な局所デリバリーを必要とする。VEGFに対するほとんどのデリバリーシステムは,1対の日に対する短期放出を提供し,続いて非常に低いVEGF放出を伴う放出相が続いた。著者らは,4週間生物活性VEGFの持続的放出を提供するVEGF負荷高分子ミクロスフェアを開発した。異なるPEG含有量とPEG分子量を有する,2つの膨潤可能なポリ-(ε-カプロラクトン)-ポリ-(エチレングリコール-ポリ-(ε-カプロラクトン)-b-ポリ-(L-ラクチド)([PCL-PEG-PCL]-b-[PLLA])ベースのマルチブロック共重合体の混合物を用いて,ミクロスフェアを調製した。ミクロスフェアの負荷を溶媒蒸発に基づく膜乳化法により確立した。得られたVEGF負荷ミクロスフェアは,平均サイズが40~50μmで,狭いサイズ分布を有していた。2つのマルチブロック共重合体の50:50ブレンドの最適化処方は,平均VEGF負荷が0.79±0.09%であり,78±16%の高い平均VEGF負荷効率を示した。これらのミクロスフェアは37°Cでリン酸緩衝生理食塩水pH7.4において4週間にわたり連続的にVEGFを放出した。この放出プロファイルは,-20°Cで9か月間の繰り返しおよび長期貯蔵後に保存され,それにより優れた貯蔵安定性を示した。VEGF放出は,PEG分子量と重合体のPEG含有量に依存して,水充填高分子マトリックスを通る拡散により支配された。放出されたVEGFの生物活性は,ヒト臍静脈内皮細胞増殖アッセイを用いて示されたように,4週間の放出窓における実験誤差の範囲内で保持された。このように,本研究で調製したミクロスフェアは,それらの機能的血管新生を促進する目的で,高分子足場への埋め込みに適している。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 分子量 ,  高分子 ,  *VEGF ,  生物活性 ,  リン酸 ,  貯蔵安定性 ,  血管新生 ,  *血管 ,  最適化 ,  *ミクロスフェア ,  *重合体 ,  膨潤
準シソーラス用語： 生理食塩水 ,  溶媒蒸発 ,  *徐放 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (7件)： ε-カプロラクトン ,  PEG ,  L-ラクチド ,  マルチブロック共重合体 ,  ミクロスフェア ,  血管内皮増殖因子 ,  持続放出