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J-GLOBAL ID：201902286414817356   整理番号：19A0387829

没入型運転者危険予測教育システムの開発

Development of Immersive Traffic Accident Risk Prediction Educational System for Drivers

著者 (5件)： 須藤寛斗 (秋田県大) ,  ZHANG Xingguo (秋田県大) ,  CHEN Guogue (秋田県大) ,  猿田和樹 (秋田県大) ,  寺田裕樹 (秋田県大)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 118  号： 405(MVE2018 38-53)  ページ： 159-164  発行年： 2019年01月10日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 危険を認知してから回避行動に移るまでの反応時間の長さは,非予測時の状態が予測時の状態よりも約2倍の長さとなっている。したがって,運転者の危険予測能力を高めることにより,事故の防止が可能であると考えられており,この能力を高めるための教育システムが必要である。しかし,現存する教育システムでは,臨場感が低く,使用者の自主性も低い。本研究では,この問題を解決するために,全方位映像とヘッドマウントディスプレイ,入力用の小型端末を用いた新たな教育システムを提案する。このシステムでは,実際の運転時のような感覚で使用することができ,なおかつ自主的に危険場面を探索することが可能である。また,本システムを用いた訓練効果に対する検証実験を行ったところ,使用者の危険予測能力の向上が確認できた。本システムの活用で運転者の危険予測能力が向上し,交通事故の低減に繋がることが期待される。(著者抄録)

シソーラス用語： *バーチャルリアリティ ,  システム ,  予測 ,  *CAI【計算機】 ,  画像 ,  ヒューマンインタフェイス ,  表示装置 ,  携帯端末 ,  効果 ,  開発 ,  仮想空間 ,  システム評価 ,  *運転 ,  システム開発 ,  ヘッドマウントディスプレイ ,  運転者支援システム ,  *自動車運転 ,  ヒューマンコンピュータインタラクション
準シソーラス用語： コンピュータ支援教育システム ,  ヒューマンマシンインタラクション ,  危険予測 ,  訓練効果 ,  全方位映像 ,  没入型バーチャルリアリティ

分類 (2件)： CAI  (JE09000G) ,  図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (10件)：

• 警察庁交通局.平成29年中の交通事故の発生状況.警察庁交通局統計資料.2018.
• ′′危険予知・事故回避トレーニング 危険予知の重要性′′. http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/kyt/important.htm,(参照 2018-12-03).
• 小菅英恵.ヒヤリハット類型と日常運転行動 運転意識の関係-安全教育対策検討のためのヒューマンエラー分析-.労働安全衛生研究2018,vol.11,no.1,p.25-37.
• Frank P. Mckenna, Jeffrey Crick. Developments in Hazard Perception. Transport Research Laboratory. 1997.
• 本田技研工業株式会社.危険予測トレーニング(KYT)

タイトルに関連する用語 (3件)： 危険予測 ,  教育 ,  開発