抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・ゴムの構造や物性に関する分子論的な理解がここ20年で急速に進展。
・ゴムの分子鎖の伸長によって短時間でおこる結晶化を,その場測定できる放射光X線によって活発に解明中。
・加硫促進剤であるZnOとステアリン酸からなる複核ブリッジ型二配座亜鉛/ステアレート錯体が複雑な加硫反応の解明の端緒になると期待。
・補強材としてカーボンブラックを添加したゴムにおける界面ゴム領域において,相互作用に依存して弾性率の増加や網目鎖の運動性が低下することを示唆。
・天然ゴム(NR)の生合成機構の一端の解明と再構成した酵素による再現は,ゴム合成における近年の進歩。
・NRの高生産性育種や遺伝子組み換え技術による代替植物でのNRの生産などへの展開を期待。