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J-GLOBAL ID：201902287417654025   整理番号：19A0843781

毒化した二枚貝の麻痺性貝毒減衰時期予測,及びシストの分布,二枚貝養殖漁場の環境評価 3)その他

著者 (4件)： 加賀克昌 (岩手県水産技セ) ,  渡邊志穂 (岩手県水産技セ) ,  内記公明 (岩手県水産技セ) ,  瀬川叡 (岩手県水産技セ)
資料名： 岩手県水産技術センター年報(Web)  (岩手県水産技術センター試験研究結果(Web))
巻： 2017  ページ： 21-23 (WEB ONLY)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U1005A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・1)麻痺性貝毒分析キットの実証試験:大船渡湾に設置した養殖筏の水深10m層に垂下したマガキについて,イムノクロマトを用いた簡易検査のための希釈倍率を検討。
・機器分析法(HPLC)で毒性値を確認したマガキと,ほぼ無毒(0.2MU/g)を確認したマガキを試料として0.2~5MU/gまで6種の標準液を調製,2MU/gをスクリーニングレベルとしてイムノクロマトを用いた簡易検査に向けた希釈倍率を検討の結果,40倍の希釈が妥当と推定。
・2)釜石湾における貝毒プランクトン及びシスト調査:調査開始時の5/16は湾奥の10m層でAlexandrium tamarenseが最大6350細胞/L確認されたが,その後は徐々に減少して7月中旬には検出されず,8/23には湾奥の2.5m層でA.catenellaが最大6430細胞/L検出されたが,その後急激に減少して9月上旬にはほとんど検出無,釜石湾におけるシストは12/13に湿泥1g当り最大364個検出。

シソーラス用語： 二枚貝類 ,  *貝類毒 ,  減衰 ,  細胞 ,  養殖場 ,  環境アセスメント ,  渦鞭毛虫類 ,  *マガキ ,  機器分析 ,  食品分析 ,  *食品検査 ,  迅速分析 ,  分析キット
準シソーラス用語： Alexandrium catenella ,  Alexandrium tamarense ,  シスト ,  環境評価 ,  簡易分析 ,  麻痺性貝毒

分類 (4件)： 異種生物間相互作用  (EE01050A) ,  魚類以外の水産動物  (FH02030V) ,  プランクトン  (FH02050R) ,  食品の汚染  (FJ01053P)

タイトルに関連する用語 (10件)： 毒 ,  二枚貝 ,  麻痺性貝毒 ,  減衰 ,  予測 ,  シスト ,  分布 ,  養殖 ,  漁場 ,  環境評価