抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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乱流予混合火炎の温度を調べるために,非歪メタン-空気およびプロパン-空気予混合火炎から得たOH,CHおよびC
2ラジカルの化学ルミネセンス強度を,新しく開発した化学ルミネセンス分光システムを用いて調べた。メタン-空気およびプロパン-空気非歪火炎の両方から得られたC
2の515nm/470nmバンドの化学ルミネセンス強度比は,非歪メタン-空気およびプロパン-空気火炎の温度に依存することを示した。乱流予混合火炎の近消炎小炎の温度を推定することを可能にする新しい技術を確立するために,歪んだ火炎のC
2ラジカルの515.5nm/470.5nmバンドの温度と化学ルミネセンス強度比の間の関係を向流バーナーを用いて求めた。火炎温度とC
2ラジカルの515.5nm/470.5nmバンドの化学ルミネセンス強度比の間のユニークな関係がプロパン-空気歪火炎に対して存在することが分かった。従って,プロパン-空気乱流予混合火炎の温度は,歪んだ火炎の温度と,本研究で得られたC
2ラジカルの515.5nm/470.5nmバンドの化学ルミネセンス強度比の間の関係を用いて推定できると結論づけることができる。(翻訳著者抄録)