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J-GLOBAL ID:201902287728290428   整理番号:19A0316805

アドレノメデュリン-ランプシステムによる心血管発生とホメオスタシスの調節【JST・京大機械翻訳】

Regulation of cardiovascular development and homeostasis by the adrenomedullin-RAMP system
著者 (8件):
資料名:
巻: 111  ページ: 55-61  発行年: 2019年 
JST資料番号: W0486A  ISSN: 0196-9781  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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カルシトニンペプチドスーパーファミリーのメンバーであるアドレノメデュリン(AM)は,心血管疾患の病因と循環ホメオスタシスの両方に関与するペプチドである。その受容体,カルシトニン受容体様受容体(CLR)は,アクセサリー蛋白質,受容体活性修飾蛋白質(RAMP)と会合する。3つのRAMPアイソフォーム(RAMP1-3)が相互作用することに依存して,CLRはAMまたは他のカルシトニンファミリーペプチドの受容体として機能する。AMノックアウトマウス(-/-)は,血管発生の異常により妊娠中期に死亡した。著者らは,AM-/-と同様の表現型がRAMP2-/-マウスにおいてのみ再現されることを見出した。内皮細胞特異的RAMP2ノックアウトマウス(E-RAMP2-/-)を発生させ,ほとんどのE-RAMP2-/-マウスが末梢に死んだことを見出した。生存中の成人では,血管炎と臓器線維症が自発的に発生した。次に,心臓拡張および筋原線維破壊を伴う拡張型心筋症様心不全を示す,薬剤誘導性心筋細胞特異的RAMP2-/-(DI-C-RAMP2-/-)マウスを作製した。DI-C-RAMP2-/-心臓もミトコンドリア構造の変化と酸化的リン酸化とβ-酸化に関与するミトコンドリア関連遺伝子のダウンレギュレーションを示した。RAMP2-/-マウスとは対照的に,RAMP3-/-マウスは主要な異常を伴わずに生まれた。成体RAMP3-/-マウスでは,出生後血管新生は正常であったが,皮下リンパ管の排液は遅延した。また,RAMP3-/-マウスは,尾部リンパ水腫モデルにおいて野生型マウスより重篤な間質性浮腫を示した。これらの知見は,AM-RAMPシステムが成人期を通した出生前段階からの心血管完全性とホメオスタシスの重要な決定因子であることを示す。AM-RAMP2系は主に血管発生とホメオスタシスを調節するが,AM-RAMP3系は主に成体のリンパ機能を調節する。したがって,AM-RAMPシステムは,心血管疾患の治療のための治療的可能性を有する可能性がある。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
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生理活性ペプチド  ,  その他の感覚  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  細胞膜の受容体  ,  その他の脊椎動物ホルモン 
タイトルに関連する用語 (5件):
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