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J-GLOBAL ID：201902287804362652   整理番号：19A1814297

セルローストリス(フェニルカルバメート)から非螺旋状鎖状発光団への両極性キラリティー移動能力 円偏光ルミネセンスおよび円偏光二色性スペクトルの符号反転により明らかにされたオリゴおよびポリフルオレンのアキラル溶媒駆動ヘリックス-ヘリックス転移【JST・京大機械翻訳】

Ambidextrous Chirality Transfer Capability from Cellulose Tris(phenylcarbamate) to Nonhelical Chainlike Luminophores: Achiral Solvent-Driven Helix-Helix Transition of Oligo- and Polyfluorenes Revealed by Sign Inversion of Circularly Polarized Luminescence and Circular Dichroism Spectra

著者 (7件)： Guo Sibo (Graduate School of Materials Science, Nara Institute of Science and Technology, Japan) ,  Kamite Hiroki (Graduate School of Materials Science, Nara Institute of Science and Technology, Japan) ,  Suzuki Nozomu (Graduate School of Materials Science, Nara Institute of Science and Technology, Japan) ,  Suzuki Nozomu (Department of Chemistry, College of Science, Rikkyo University, Japan) ,  Wang Laibing (Graduate School of Materials Science, Nara Institute of Science and Technology, Japan) ,  Ohkubo Asuka (Graduate School of Materials Science, Nara Institute of Science and Technology, Japan) ,  Fujiki Michiya (Graduate School of Materials Science, Nara Institute of Science and Technology, Japan)
資料名： Biomacromolecules  (Biomacromolecules)
巻： 19  号： 2  ページ： 449-459  発行年： 2018年 
JST資料番号： W1325A  ISSN： 1525-7797  CODEN： BOMAF6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： CTPCをD-グルコース骨格高分子の溶液処理可能なホモキラルプラットホームとして用いたとき,セルローストリス-(フェニルカルバメート)(CTPC)のヘリシティ及び/又はキラリティが非荷電,非螺旋オリゴ及びポリフルオレンへ移動できるかどうかを調べた。注目すべきことに,CTPCは,これらのフルオレンに対する溶媒駆動,アンビデキストロース分子間ヘリシティ/キラリティ移動能力を明らかにした。円偏光ルミネセンス(CPL)のキロプチカル反転特性および対応するCDスペクトルを,適切なアキラル溶媒および/またはアキラル共溶媒を選択することにより実現した。テトラヒドロフラン(THF)中のPF6とCTPCの溶液を石英基板上にキャストしたとき,高分子膜からのCPL(g_CPL)の非対称比は,429nmでg_CPL=+2.1×10-3を示した。逆に,ジクロロメタン(DCM)を溶媒として用いたとき,CPL符号は429nmでg_CPL=-2.4×10-3に反転した。THF溶液からのCotton CDバンド(g_CD)の非対称比は,392nmでg_CD=+3.2×10-3であった。逆に,DCMから,CD符号は371nmでg_CD=-0.8×10-3に反転した。g_CD値の符号および大きさは,双極子-双極子相互作用項(δ_p)およびδ値と誘電率(ε)の水素結合相互作用項(δ_h)よりも,キャスティング溶媒のHansen溶解度パラメータ(δ)のLondon分散項(δ_d)と解釈された。FTIRスペクトル,広角X線回折プロファイルおよび示差走査熱量測定図における溶媒駆動変化の解析は,CTPCの3つのウレタン基による多重水素結合の溶媒駆動オン-オフスイッチングが反転の鍵を演ずることを示した。フェニル環とアルキル基の間の分子間CH/πおよびπ-π相互作用は,PF6-CTPCハイブリッドの分子力学および分子動力学シミュレーションに基づくヘリシティ/キラリティ移動能力にとって重要であると仮定した。これらのキロプチカル反転特性はCTPC自身のヘリックス-ヘリックス転移よりもCTPCヘリックスの溶媒駆動秩序-無秩序転移特性から生じた。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ヘリシティ ,  HOMO ,  非対称性 ,  アルキル基 ,  秩序無秩序転移 ,  *ポリフルオレン ,  水素結合 ,  電荷 ,  誘電率 ,  示差走査熱量測定 ,  脂環式化合物 ,  共役ジエン ,  芳香族縮合炭化水素
準シソーラス用語： FTIRスペクトル ,  共溶媒 ,  *アキラル ,  *キラリティ , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 分子構造  (EB03020Y)

物質索引 (1件)： フルオレン

タイトルに関連する用語 (15件)： セルロース ,  フェニルカルバメート ,  螺旋状 ,  発光団 ,  両極性 ,  キラリティー ,  移動能力 ,  円偏光ルミネセンス ,  円偏光二色性スペクトル ,  符号 ,  反転 ,  ポリフルオレン ,  アキラル ,  溶媒 ,  ヘリックス