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J-GLOBAL ID：201902287915087339   整理番号：19A2481141

年輪解析に対する気候データセットタイプの影響:シベリア森林の事例研究

Effects of climate dataset type on tree-ring analysis: A case study for Siberian forests

著者 (6件)： Tei Shunsuke (Arctic Research Center, Hokkaido University, Sapporo, 060-0810, Japan) ,  Nagai Shin (Department of Environmental Geochemical Cycle Research, Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology, Yokohama, 236-0001, Japan) ,  Sugimoto Atsuko (Arctic Research Center, Hokkaido University, Sapporo, 060-0810, Japan) ,  Sugimoto Atsuko (Faculty of Environmental Earth Science, Hokkaido University, Sapporo, 060-0810, Japan) ,  Sugimoto Atsuko (Global Station for Arctic Research, Global Institution for Collaborative Research and Education, Hokkaido University, Sapporo, 060-0810, Japan) ,  Sugimoto Atsuko (North-Eastern Federal University, 58 Belinskogo st, Yakutsk, 677000, Russia)
資料名： Polar Science  (Polar Science)
巻： 21  ページ： 136-145  発行年： 2019年09月 
JST資料番号： W2215A  ISSN： 1873-9652  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 年輪幅指数(RWI)は,気候変動に対する過去の森林生態系応答の長期指標として広く使われている。空間スケールが大きいために,グリッド化気候データは,観測点データよりも好まれている。しかし,気候データセットタイプが気候変数(例えば,温度と降水量)とRWIの間の相関にどのように影響するかは明確ではない。この問題に答えるために,RWIをシベリア森林全体のグリッド化および観測点気候データセットと比較した。RWIと季節的気候変数の間の相関パターンは,データセットにかかわらずほとんど類似していた。しかし,気候データセットへのいくつかの依存性が夏の気温とそれ以前の秋の冬の降水量に対して観測された。データセットの影響の及ぶ範囲は,データセット間の気候変数の類似性に依存し,それは各RWIサイト/気候グリッドポイントに対する最も近い気候ステーション間の距離に関連していた。一方,データセットの効果は主に統計的有意性に影響し,RWIと気候変数間の逆相関は異なる気候データセットに対して観測されなかった。したがって,気候変動に対する森林生態系応答を推定するためのRWIに対する気候データセットタイプの影響は,主要ではなく,グリッド化気候データセットを用いた以前のRWI研究の関連性を強調した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 古気候 ,  *年輪 ,  *気候変動 ,  寒帯 ,  森林 ,  北極圏 ,  格子 ,  集合 ,  データ ,  シベリア ,  針葉樹林 ,  北方林
準シソーラス用語： 寒帯林

著者キーワード (5件)： 年輪 ,  気候変動 ,  北方林 ,  北極 ,  グリッドデータ

分類 (1件)： 気候学,気候変動  (DC05140T)

タイトルに関連する用語 (6件)： 年輪解析 ,  気候データ ,  タイプ ,  シベリア ,  森林 ,  研究