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J-GLOBAL ID:201902288059481916   整理番号:19A2900267

非晶質粉末からクラッドした多層Fe基被覆レーザの腐食摩耗【JST・京大機械翻訳】

Corrosive wear of multi-layer Fe-based coatings laser cladded from amorphous powders
著者 (5件):
資料名:
巻: 438-439  ページ: Null  発行年: 2019年 
JST資料番号: E0377A  ISSN: 0043-1648  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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非晶質合金は良好な耐摩耗性と耐食性を示すので,それらは候補インプラント材料として適用されると考えられる。本研究では,レーザクラッディングを用いて,316Lステンレス鋼(SS)基板上に非晶質粉末から多層Fe基合金被覆を作製した。被覆層の数が増加すると,被覆の微細構造は主にγ-Feから成り,次にγ-Feとα-Fe固溶体に変化し,次に非晶質相と結晶相の複合体に変化した。被覆の表面硬度も1200HV以上に増加した。シミュレートした体液(Ringer溶液)中のアルミニウム球に対する往復滑りの間,被覆の体積損失と摩擦係数(COF)は一般的に最初に減少し,次に被覆層の数と共に増加した。開回路での滑りの間に,1層を除いて,すべてのFe基被覆の開回路電位(OCP)の低下は316SS基板のそれほど顕著ではなかった。さらに,滑り中に陰極電位を印加すると,被覆に対して明らかな保護効果は得られず,多層Fe基被覆は316L SSと比較して良好な腐食誘起耐摩耗性を有することを示した。電気二重層の形成のために,100mV_SCEまたは-600mV_SCEの固定電位は,特に316L SSに対して,COFを減少させるために有益であった。OCPにおける摩擦腐食は,2層被覆が最良の腐食摩耗抵抗を有し,そのCOFと体積損失が基板のそれらより約3倍と5.6倍低いことを示した。OCPにおけるRingerの溶液中の材料損失は,主に被覆に対する機械的摩耗と基板に対する腐食と摩耗の間の相乗作用によって制御される。さらに,本研究は,模擬体液中のCOFと摩耗を低減するために,クラッド層の数を調整することによって,トライボロジーシステムを最適化する方法を提供した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
潤滑一般  ,  固体の機械的性質一般 

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