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J-GLOBAL ID：201902288350095256   整理番号：19A0984697

NaMnO₂の合成と電気的特性

Synthesis and Electrical Properties of NaMnO₂

著者 (5件)： 高岡正太郎 (セイシン企業) ,  鈴木龍弥 (東海大) ,  淺香隆 (東海大) ,  樋口昌史 (東海大) ,  東保男 (東海大)
資料名： 東海大学紀要 工学部(Web)  (Proceedings of the School of Engineering of Tokai University, Series J (Web))
巻： 58  号： 2  ページ： 1-6 (WEB ONLY)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U1531A  ISSN： 2434-3633  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 亜マンガン酸ナトリウムNaMn₂O₂の合成条件および電気的性質を調べ,電気化学キャパシタの電極としてその応用を評価した。NaとMnの原料配合比,焼成条件および乾燥窒素下でのB₂O₃の添加効果を決定した後,α-NaMnO₂およびβ-NaMnO₂を合成した。酸素雰囲気下1173Kでβ-NaMnO₂単一相を得て,そしてB₂O₃の添加により,単一α-NaMnO₂相を示すα-NaB_0.2Mn_0.8O₂を得た。α-NaB_0.2Mn_0.8O₂の電気伝導率は,473Kで2.73×10^-6S/cm^-1であった。サイクリックボルタンメトリーの結果は,合成した亜マンガン酸ナトリウムが可逆的レドックス反応を受けることを示した。α-NaB_0.2Mn_0.8O₂は,275F/gの静電容量を有し,コンデンサ材料としての亜マンガン酸ナトリウムの可能な応用が確かめられた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *ナトリウム化合物 ,  *マンガン酸塩 ,  *化学合成 ,  *焼成 ,  炭酸ナトリウム ,  酸化マンガン ,  酸化ホウ素 ,  *電気伝導率 ,  α相 ,  β相 ,  *サイクリックボルタンメトリー ,  *酸化還元反応 ,  *静電容量 ,  *電力コンデンサ ,  電気化学
準シソーラス用語： *マンガン酸ナトリウム ,  レドックス反応 ,  電気化学キャパシタ

分類 (3件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V) ,  静電機器  (NB10020R) ,  電極過程  (CB07040U)

タイトルに関連する用語 (1件)： 電気的特性