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J-GLOBAL ID:201902288407817135   整理番号:19A2819089

ミニチュアダックスウンドの炎症性結腸直腸ポリープにおける調節性T細胞の分布【JST・京大機械翻訳】

Distribution of regulatory T cells in inflammatory colorectal polyps of miniature dachshunds
著者 (11件):
資料名:
巻: 218  ページ: Null  発行年: 2019年 
JST資料番号: W0140A  ISSN: 0165-2427  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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炎症性結腸直腸ポリープ(ICRP)は,ミニチュアDachshunds(MDs)における新興の疾患である。この疾患の動物は免疫抑制療法に応答する重篤な好中球浸潤を伴う多発性ポリープを示す。ポリープ様病変におけるマクロファージは,IL-8を産生することにより病変における好中球浸潤において重要な役割を果たすことが示されている。対照的に,抗炎症性サイトカインであるIL-10はポリープ様病変においてアップレギュレートされることが報告されているが,ICRPの病因におけるその意義は明らかにされていない。調節性T細胞(Treg)はIL-10産生の主要な供給源であり,腸の恒常性の維持に寄与する。したがって,本研究の目的は,ICRPのポリープ状病変におけるTregの分布とプロまたは抗炎症性サイトカインの分布と発現の間の関連を比較することであった。ポリープ状病変の組織生検標本を,ICRPを有する28のMDsから採取した。ICRPを有する24のMDsからの肉眼的に非ポリープの結腸粘膜と21の対照イヌのそれらは,対照としてさらに含まれた。リアルタイム定量的ポリメラーゼ連鎖反応を用いて,各組織サンプルにおけるIL-1β,IL-4,IL-6,IL-8,IL-10,IL-17,IL-22,IFN-γ,TNF-α,TGF-β,およびフォークヘッドボックス蛋白質P3(Foxp3)の遺伝子発現を定量した。Foxp3陽性細胞(Treg)とイオン化カルシウム結合アダプター分子1(Iba-1)陽性細胞(マクロファージ)の数を免疫組織化学によって測定した。IL-1β,IL-6,IL-8,TNF-α,IFN-γ,IL-17,IL-10,TGF-β,およびFoxp3の遺伝子発現は,対照レベルと比較してポリープ状病変において有意に上方制御された。Foxp3陽性TregsおよびIba-1陽性マクロファージの数は,ICRPおよび対照イヌによるMDsの非ポリープ結腸粘膜におけるそれらと比較して,ポリープ状病変において有意に増加した。IL-10のアップレギュレーションは,ICRPを有するMDsからのポリープ状病変におけるTregの分布と適度に相関していた。加えて,ICRPによるMDsの非ポリープ結腸粘膜における発現と比較して,ポリープ状病変におけるIL-1β,IL-6およびIL-8の相対的上方制御は,IL-10のそれより有意に大きかった。これらの結果は,ポリープ状病変におけるTreg数および抗炎症性サイトカインの増加が炎症に対する反応の反応変化を構成し,さらなる研究を保証することを示している。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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免疫反応一般 
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