抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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板状または針状のマイクロサイズの孔を持つ圧電ノズル振動によるファインバブルの成長技術を紹介した。圧電ノズルの孔をYAGレーザエッチングと集束イオンビーム蒸着により作製した。このノズルを純水に浸漬し,ガス圧を生成した。この実験では,このノズルが振動に電圧を印加したとき,圧電ノズルから気泡成長状態を観察した。実験結果は,2種類の気泡成長条件があることを示した。10kPaから100kPaまでの範囲でガスを加圧する場合,数百マイクロサイズの気泡が圧電ノズルから連続的に成長し,圧電ノズルに電圧を印加すると,成長気泡に対していかなる変化も示さなかった。他の場合には,5kPa以下の低圧では気泡は観察されなかった。しかし,この圧電ノズルに電圧と周波数を印加すると,ファインバブルが出現し,ファインバブルサイズと全ての条件の間に関連性があった。これらの結果は,ファインバブル成長条件が,フレックス振動である圧電振動モードから生じることを示した。水中の多くの酸素濃度を溶解するために,供給ガスを細かく分散し,溶解するために超音波を用いる方法を考察した。さらに,電気的に帯電した気泡の噴流に対するノズル出口における同軸誘電体バリア放電プラズマアクチュエータの使用を調べた。(翻訳著者抄録)