文献

J-GLOBAL ID：201902288838220204   整理番号：19A1753372

多重入れ子ROMモデルに基づくSTEAMER海洋予測システムにおける領域ダウンスケーリング能力の開発

Development of regional downscaling capability in STEAMER ocean prediction system based on multi-nested ROMS model

著者 (4件)： KAMIDAIRA Yuki (Japan Atomic Energy Agency, Naka-gun, JPN) ,  KAWAMURA Hideyuki (Japan Atomic Energy Agency, Naka-gun, JPN) ,  KOBAYASHI Takuya (Japan Atomic Energy Agency, Naka-gun, JPN) ,  UCHIYAMA Yusuke (Kobe Univ., Kobe, JPN)
資料名： Journal of Nuclear Science and Technology  (Journal of Nuclear Science and Technology)
巻： 56  号： 7-8  ページ： 752-763  発行年： 2019年07月 
JST資料番号： W2314A  ISSN： 0022-3131  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ・海洋環境放射能短期緊急評価システム(STEAMER)は事故直後の予測を提供できるが,空間分解能が不十分で,海岸の形態等の再現にはダウンスケーリングが必要。
・新システムは二重入れ子領域海洋モデリングシステム(ROMS)を多変数海洋変分推定システム-北西太平洋(MOVE-WNP)に埋め込み,SEA-GEARNと結合。
・開発したサブメソスケールの渦分解モデルは潮汐による擾乱や潮流場をうまく再現したが,半日周潮汐振幅はわずかに過小評価。
・¹³⁷Csの分散を寒冷期の福島沖沿岸に対してSEA-GEARNで計算しダウンスケーリングと潮汐の効果を調査。
・粗い分解能モデルでは大陸棚を横切る輸送を過大評価したが,高分解能モデルでは沿岸にトラップされた輸送を正しく再現。

シソーラス用語： 海洋 ,  *海洋汚濁 ,  *環境放射能 ,  安全評価 ,  *空間分解能 ,  推論 ,  変分法 ,  渦 ,  冬 ,  大陸棚 ,  階層構造 ,  計算機システム ,  放射能汚染
準シソーラス用語： *ダウンスケーリング ,  入れ子構造 ,  評価システム ,  変分推論

分類 (1件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K)

タイトルに関連する用語 (8件)： 多重 ,  ROM ,  モデル ,  海洋 ,  予測システム ,  ダウンスケーリング ,  能力 ,  開発