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J-GLOBAL ID:201902288873675005   整理番号:19A1240591

戦間期ドイツ語圏の有機農業 「生改革運動」における「自然農法」に着目して

The Origin of Organic Farming for the Interwar Period in Germany Focus on “Natural Agriculture” in the “Life Reform Movement”
著者 (1件):
資料名:
巻: 52  ページ: 67-79(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: U1103A  ISSN: 2424-1334  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究は,20世紀初頭における有機農業としての「自然農業」に焦点を当てた。「自然農業」は,「生活改革運動」に由来すると信じられている農業の形態であるが,ドイツの有機農業の起源の一つである。「自然農業」の理論と実践およびその歴史的意義を明らかにするために,月刊誌Bebauet die Erdeの1925年から1943年の間に発表された論文をレビューした。この雑誌は「自然農業」支援のためのコミュニケーション用のプラットフォームであり,「自然農業」の実践と理論に関する論文を発表した。「自然農業」の独特の特徴は,「自然農業」において,農村部に定着し,「自然農業」に従事している都市の人々を引き付けたということである。田舎の園芸は安全な食品供給を保証し,「生活改革運動」の理想を実現するように見えた。「生活改革運動」は,「自然農業」が20世紀初頭に新しい科学技術を支え,研究者・技術者による参考・考察のために導入された。本研究では,「自然農業」の理論と実践に焦点を絞り,「生活改革運動」の性質について述べた。「自然農業」を支えた人々は,人間だけでなく家畜や土壌の健康を追求した。彼らは,すべての健康状態の相互の改善が絡み合っていると信じていた。また,「家畜のない小規模園芸」を紹介した。その結果,東アジア,特に中国と日本における農業実践が「生活改革運動」の理想を実現したと信じた。「自然農業」の活動は,「生活改革運動」の一部として,ドイツにおけるニッチ活動のみであった。しかし,食事と健康との関係,土壌保全,高品質農産物の追求に注意を払う明確なグループがあることが注目されている。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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農業一般 

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