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J-GLOBAL ID:201902288908477180   整理番号:19A1888035

アゾベンゼン架橋ジラジカルにおけるプロトン化増強反強磁性カップリング【JST・京大機械翻訳】

Protonation-Enhanced Antiferromagnetic Couplings in Azobenzene-Bridged Diradicals
著者 (4件):
資料名:
巻: 121  号: 32  ページ: 17160-17168  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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有機ジラジカルにおけるプロトン誘起磁気増強は魅力的な現象である。ここでは,スピン源として2つのニトロキシド基を取り上げて,中心-N=N-単位がプロトン化された対応物に変換するために単一プロトン化を受けることができるアゾベンゼン(AB)架橋ジラジカルのトランスおよびシス型の磁気的性質を予測した。これら2対のジラジカル(プロトン化対非プロトン化trans及びcis型)に対する計算結果は,それらの磁気結合定数Jの符号が変化しないことを示した。しかし,trans形では-716.4から-1787.1cm-1へ,cis形では-388.1から-1227.9cm-1へのプロトン化後に著しく増加した。プロトン化により誘起されたこのような顕著な磁気増強は,プロトン化後の低エネルギー準位をもつ最低非占有分子軌道(LUMO)を通しての二つのラジカル基間の結合ABの強い仲介役割に起因する。プロトン化transジラジカルに対する平面構造とcis1に対するプロトン化による2つの還元CCNNねじれ角は,顕著な磁気増強の原因である。プロトン化は,スピン基と結合器間のπ共役の発達を支持するだけでなく,LUMOエネルギー準位を下げ,スピン分極と電荷非局在化を改善し,スピン結合を効果的に増強することにより,結合器AB LUMOを通して非常に有利な条件を生成する。さらに,ラジカル基の異なるスピン源と結合モードも考察し,著者らの結論を確認し,このようなジラジカル系のプロトン化の可能性をさらに考察した。研究したジラジカルは磁気分子スイッチの合理的な設計のための有望な候補である。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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