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J-GLOBAL ID:201902289007467270   整理番号:19A1175005

長周期積層規則相を持つ二重延性相マグネシウム合金の高温クリープ機構

High-Temperature Creep Mechanism of Dual-Ductile-Phase Magnesium Alloy with Long-Period Stacking Ordered Phase
著者 (3件):
資料名:
巻: 60  号:ページ: 503-512(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: G0668A  ISSN: 1345-9678  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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α-Mgマトリックスと長周期積層規則化(LPSO)相から成る押出Mg合金における高温クリープ機構を,理論解析,押込クリープ試験,および有限要素(FE)シミュレーションによって研究した。潜在的次世代軽量材料としてのLPSO相(二重延性相合金)を有するMg合金のクリープ挙動を,2つの構成相の特性クリープパラメータ,体積率,およびクリープ強度を用いてロバストに予測した。FE解析の結果は,非常に効果的な橋かけ現象が,強化相のある幾何学的配置で起こる可能性があり,そこでは,1に近い高い補強効率が達成できることを示した。実験結果は,二元延性相合金のクリープ強度が混合則と等歪速度条件に密接に従うことを示唆した。二元延性相合金のクリープに対する応力指数nは,構成相の有効体積率により加重された調和平均により表され,それは変形速度に強く依存した。さらに,nはべき乗則クリープ領域における2つの構成相に対する対応する値の間に一貫して低下した。クリープ活性化エネルギーQの変形速度依存性に対して同様の傾向が観察され,それは加重算術平均値によって表された。このようにして,nとQの新しく導いた方程式は,全体的な二重延性相合金のクリープ強度に対する強化相の機械的寄与を定量的に捉えることを示した。本論文は,J.Japan Inst.Met.Mater.82(2018)108~116に日本で最初に出版された。二相構造モデルにおける特性現象をより正確に記述するために,Fig.13の一部を修正した。参照番号26),35),39)も追加した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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金属材料  ,  機械的性質 
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