抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的は,栄養素の見かけの回腸消化率(CAID)の係数に対する1000FTU/kg(産業推奨レベル)から2500FTU/kg(超用量レベル)へのブロイラーの飼料ベース飼料におけるフィターゼの増加レベルの影響を測定し,窒素バランス(AMEn)値を補正した。80匹の雄ブロイラー雛を30群に分割し,15日齢から21日齢までの完全に無作為化した設計(10群/食餌)において3つの飼料を給餌した。食餌は,陽性対照(PC)食,および1000または2500FTU/kgのフィターゼを含む陰性対照(NC)食であった。PC飼料は,ブロイラー鶏に対するNRC(1994)推奨Caおよび非フィチン酸要求を満たすかまたは超えるように処方された。NC食はCaおよび非フィチン酸P含有量を除いてPC食と同じであり,それぞれ1.80および1.50g/kg減少した。PC飼料を与えた鳥は,NC飼料を与えた鳥よりも総エネルギーと粗蛋白質のCAIDが大きかった(P<0.05)。PC飼料に対する澱粉,CaおよびPのCAIDはNC飼料に対するそれらとは異ならなかった。しかしながら,PC食のAMEnはNC食より低かった(P<0.05)。1000~2,500FTU/kgからのNC飼料中のフィターゼのレベルの増加は,総エネルギーと粗蛋白質のCAIDにおいてそれぞれ2.5%と7.1%増加し(P=0.082),PのCAIDを10.4%増加させる傾向があった(P=0.082)。1000~2,500FTU/kgのNC飼料におけるフィターゼのレベルの増加は,澱粉のCAIDおよび食事のAMEn値に影響しなかった。結論として,低Caおよび非フィチン酸Pトウモロコシベース飼料におけるフィターゼのレベルの増加は,総エネルギー,粗蛋白質およびPの回腸消化性を改善した。これは,スーパー用量レベル(≧2500FTU/kg)におけるフィターゼの補給が,産業推奨レベルにおけるフィターゼの補給よりも,家禽のためのエネルギー,蛋白質,およびPの回腸消化性の改善に関してより有益であることを示している。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】